実母に起こった怖い話 その2

続きです

 

11月に手術したけど、開けてみたら

予想より悪い状態で、何もできずそのまま閉じて・・

 

すぐ「口腔外科に」行ってくださいと

紹介状をもらった母。

 

手術後は、食事もままならず一週間とちょっと入院させてもらって

退院した次の日には、大学附属病院へ。

 

そこはとっても感じのいい病院だったそうですが・・

全身麻酔で手術した後なので、高齢だし

すぐには、手術できません」

「要観察で」

と言われて長時間待って・・な〜んにもできず帰ってきたそう。

タクシーで連れて行くだけでも、大変だよね

ただ「緊急性は高い」ので、

12月にまたきてください。検査します。ふ〜

 

その後は、妹が頑張ってお風呂場にて手摺りをつけ

布団から起き上がりやすい手摺り?みたいな補助器具を購入したり

あれやこれやと、少しでも体に負担がかからないうよう

工夫してくれました。

 

12月に会いに行った時は、10月の一番ひどい時よりは

少しマシになっていた感じでした。

食事も、離乳食状態から、少し柔らかく煮たものを

細かく切って食べれるように。

横になる時間も少しづつ減ってきたようでした。

でも、このまま、なの??

 

その後、詳しい検査で

今までは「額骨壊死」の疑いから

完全に「額骨壊死」と病名がつき

しかも!!顎の骨が壊死した部分が「骨折」している状態だと・・

「骨折」してたってどう言うこと??

 

骨折してる顎って動かせる訳?と

実際のレントゲン画像を見て

ないからわからないですよね・・

 

長くなりましたが、なんとか年末年始を過ごし

突然!!

「手術のキャンセルが出たので、手術します」と!!

え〜〜、良かったじゃん!!

でも、どんな手術を?

89歳で大丈夫?

また、開けてやっぱりダメだったら?と

心配は山のよう・・

 

なので、今回は夫にもお願いして

手術のカンファレンスを一緒に

聞きに行ってきました。

妹も、一人で決定したりするのが怖いし

手の施しようがないなどと言われたら

耐えられないから、きてよ〜って。

 

また、手術できるか検査して・・

先日、カンファレンスに

 

でね、その前に、先生に

「壊死した骨が、浮き上がって、取れるかも」って

言われてたんだって。

そうしたら、病院に行く二日前に

ポロって顎の骨が取れたと!!歯じゃなくて、骨!!

縦の長さが2、5センチくらい

 

いよいよ、先生に説明をうける事に。

そこには、母のレントゲン写真がドーン

(今は、画面に映像ですものね)

 

挨拶を終えて、その写真を見た夫は

「あ、骨折してる・・」と

 

そう、骨折してるんだって、聞いたよ!って言っても

ええ?ほんと?」と信じてなかった夫。

しかも、骨折して、少しずれてしまっていました・・

 

一番痛かった時は、骨折したときの炎症だっただろうと

今、少し様子が良くなったのは

この骨折が少しこんな状態でも固まってきたからでは?と。

 

先生はとってもいい感じの方で

詳しく説明してくれました。

夫が「それにしても、壊死の速度が早かったですね」と言うと

「そうなんです、人それぞれなんですが

かなりの速度でしたね」

「なので、前の手術の時予測できなかったのは

仕方なかったのではと..」と

ま、仕方なかったのね・・

CTから作られた3Dコピーで作った模型で

詳しく教えてもらいました。

 

で、今回は・・・内臓に異常もないし・・

顎の骨を、壊死した部分を取るために

右側7、8センチ、ガッツリ切除する

そして、そこにプレート(金属)をいれる!んですって〜〜

手術は、顔の外側から・・

皮をめくって・・・って怖いんですけど・・

 

母本人は、「歯を抜く」くらいにしか分かっていないようですが

ま、いいか。

 

入院期間は、二週間の予定

 

でも、術後、プレートがうまく収まって

傷も予定通り良くなればの話ですので

何があるかは、わからないのよね

 

でも、穴が開いたまま「痛い、痛い」と暮らすより

とっても前向きな治療をしていただける事に

感謝するしかない。

 

先生のお人柄がとっても良くて

説明をお聞きしても、腕もいいんだろうな〜と

思わせる方でした。良かったよ〜〜

 

と言う事で、一週間後手術が決定しました!!!

 

本当に、何事もだけど

人柄がいい・・って大事だな〜と

強く思った次第です。

 

手術が上手くいきますように!祈るしかない。