実母に起こった恐ろしい話その1

信じられないような、恐ろしい話・・

 

実母が、2023年6月くらいから奥歯が痛い・・と

言い出し、歯医者さんに通っても

虫歯じゃない

何もなってない・・

肩こりから来るのか?

要観察・・と言われ続けていたのですが

9月になって、歯が揺れているので

「じゃあ、抜いてしまいましょう」と言うことになり

奥歯を抜糸しました(左右4本抜いたようです)

 

本人は、「やっと抜いてもらった!」「きっと良くなるはず」と

思っていたのですが

そうはいかず、余計に痛みが増してしまい

縫った歯茎ですが、右側が化膿してくっつかず

また糸を抜いて、消毒を・・

抗生剤と鎮痛剤を飲み続けても

一向に痛みは引かず、むしろどんどん痛くなってしまい

とうとう、寝込んでしまいました

食べられるものを、離乳食のようなもの

 

まさに、マミさんがなくなる前のような状態に。

実母は、同居している私の妹がみてくれているので

マミさんの時に使っていた、キッチン用品や料理本

介護の本などを送ったり、食べられそうなのもを

送ったりしていました。

 

妹も、初めての経験で

心配で、右往左往していて

とにかく妹のサポートを。

 

そうそう、実母は89歳

歯が痛くなる前は、元気で、

体操教室にも通ったり、日常生活に支障がなかったので

9月の初めまでは、歩いて一人で歯医者に通っていたんですよ

なので、帰ってきてから、妹が

「どうだっった?」「どんな治療をした?」と

聞いても、なんだか要領が得ず、「?」と思うことばかり。

それを、私に報告してくるので、ますます「???」ってことに

 

で、ふと「ねえ、ババちゃんって一人で歯医者さん行ってるの?」って

聞いたら「そうだよ」って

ああ、それでか!と

妹にとっては、日々なんの支障もなく暮らしていた母が

89歳になっても一人で大丈夫と思っていても仕方のないこと。

私が「ねえ、忙しいと思うけと、今度は一緒に歯医者に行ってあげてくれる?」

と言うと、最初は「え〜〜?」なんて言っておりましたが・・

次回一緒に、行ってくれたら・・

う〜ん。やっぱり先生に言われた事を

正確には、妹に伝えられていなかったようで・・(仕方ないけどね)

結構、先生に「痛くないですか?」って聞かれても、

毎日、すごく痛がってるのに「今はそんなに痛くありません」なんて

答えていたようでした。ふ〜

 

で、とんとん拍子にじゃあ、抜歯をと言うことに

なった訳でした。

まあ、それが、良くなかった・・訳なんですがね・・・

 

寝込んでしまって10月、やっと

口腔外科の先生が来てくれる、他の病院を紹介してもらえる事に

 

そう、結局は、病名は・・

「額骨壊死」!!

何それ〜〜!!って思うでしょ?!

 

なんと、骨粗しょう症の薬で副作用で、

母のように、歯を抜いた後バイキンが入ったりすると

顎の骨が壊死してしまい、

うがいのような、簡単な消毒しか治療がない!(今は)と

言う恐ろしい事に!!

壊死しつづけてしまうこともあるそうで、信じられないよ

 

夫は、薬の副作用の事も、壊死もことももちろん知っては

いたようです。

(ちなみに、薬のリスクを知っていたので、マミさんは

骨粗しょう症の薬は、別の薬を注射していたと)

でも、実際になっている人を見る機会はないし・・

で、いとこの歯医者さんに聞いたところ

「今、こっちでも壊死の患者さんが増えているんだよ」

「ずっと、痛くて、塞がらないし、

本当に可哀想なの」って

教えてくれました。

「え?治らないの?」「塞がらないの?」って

本当にびっくり、

壊死が運良く止まっても、骨は露出したまま・・って、どう言う事??

 

10月は、このまま寝たきりになってしまうのでは?

一日22時間くらい寝ていたそうです。

寝てると、呆けているような受け答えになってきて

ああ、心配

 

そして、やっと11月に手術をしてもらえる事になったのですが・・

入院して、患部を開けてみたら・・

思った以上に、壊死が進んでいて

その病院では、何もできない!とまた閉じられてしまったのでした・・

 

母は、全身麻酔だったので、すっかり手術が無事終わったと

思っていて、妹もなんて説明したらいいの〜〜?と半泣き。

 

そしてすぐ、大学付属病院の口腔外科を紹介され、

一週間入院して、退院してすぐに、ちょっと遠くの病院へ・・

 

それが11月までのお話・・

後半に続きます

 

痛い、痛いとは言っていたけど、まだ本格的に

寝込む前の母

でも、痩せて37キロになってしまったって

髪もボサボサだし・・小さくなっていて、びっくりした

 

つづく