読み聞かせ5年生へ

朝の読み聞かせ、今年度最初で最後の「5年」に

行ってきました。

 

たった15分、一回だけで、何ができるのか?

どの本を選んだらいいのか?

楽しんでもらえるだろうか?

と、今回本を選ぶのに、随分悩みました。

しかも、昨年度4年生の時、なぜか一回も当番が回って

きていなかったので、本当に久しぶりなんだよね・・

 

でもね、ドキドキと行ってみたら・・

 

教室に入ったら、机の配置をちょっと変え、

子ども同士、間隔をあけはているものの

とっても読みやすい型になって待っていていてくれて

「さあ、聞くよ!」って雰囲気。

わ〜〜嬉しい〜〜。

お顔を見れば、ああ、わかるわかる!!知ってる顔だわ。

一瞬で、心配は吹き飛びました!!

 

1冊目は

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「オニのサラリーマン」

文 富安 陽子 絵 大島 妙子

 

節分にひっかけて「オニ」の本。

 

鬼のおとうちゃんの名前は「オニガワラ ケン」

じごくカンパニーのサラリーマン。

 

大阪弁の楽しいお話。

始まってすぐ「大阪弁だ〜」「うんうん」なんて声が出て、

所々で、笑い声。

なんて素敵な5年生なんでしょう!!

 

ぐるっとゆっくり端っこの子にも、絵がよく見える様に

気をつけて・・

 

おとうちゃんの、今日の仕事は「血の池地獄」の見張りです。

オニも、サラリーマンは本当に忙しいし、大変です。

愛妻弁当の後、ついお腹がいっぱいになって、見張り台でつい

 

うとうと・・ぐーぐー

 

ハッと目を覚ますと、た、大変なことに〜〜!!

 

何人かの子が、「あ、クモの糸」って言ってくれました。

さすが5年生。「クモの糸」を知っていると、より楽しめるよね!!

 

オニガワラさん、大事にはならなかったけど、今度居眠りしたら

夏のボーナスカットですって!!

 

 

楽しんでもらえた様で、ほっとしました。

 

2冊目は・・

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「ありがたいこってす」

さく マーゴット・ツェマック

やく わたなべ しげお

 

これは、ユダヤの民話から、と書いてあります。

 

ある村に、まずしい不幸な男が、母親とおかみさんと6人の子どもと

いっしょに一部屋しかない小さな家に住んでいた。

 

と、絵を見てると、「狭い!」「ちっさい家」と口々に。(素直な子達だ)

 

そんな家では、毎日ガタガタうるさく、ケンカが絶えず、寒くて、暮らしは

ますますみじめになった。

 

不幸な男はとうとう我慢できなくなって・・

良い知恵を借りようと、「ラビ」のところに行った。

(ラビとは、ユダヤの法律博士)

すると、ラビは、「家に、飼っている、ひなどりとおんどりと、ガチョウを

家に入れなされ」と言った。

男は、驚いたけど、その通りにした・・

 

すると、一週間もすると、暮らしはますますうるさく、酷いものになった・・

そこで男は、我慢ができずまた「ラビ」のところに行った・・

すると、ラビは・・・・今度は、家に「やぎ」を入れるように言ったのだった!!

 

もちろん、男は、ラビに言われた通りにした・・

すると、ますます・・・

 

と、続いっていき、

最後はね、男は「しあわせ」になって

ラビに感謝して「ありがたいこってす」って言いました。

 

5年生、どんどんひどい生活になっていく様子に

「うわ〜〜」「また??」「ダメじゃん」なんていっていましたよ。

そうだよね〜〜。

 

でも、でも、最後は?(笑)(知りたいでしょ?)

 

ちょっと、ぽかんとした子もいたけどね・・

 

ニコニコ顔が見られたので、私も、とっても嬉しくなりました。

6年生になったら、また会いましょう。と

帰ってきました!!

 

たった15分、されど15分。

大事にしていきたいです。

今年度の読み聞かせは、終わりです。

 

金曜の校庭の雪!!

一緒に行ったkさんに、高さがわかる様に立ってもらったよ

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ここ、門から玄関まで、道ができていますが、後ろの雪の山は

校庭です。

ここに、坂を掘って登って、上まで登って・・

校庭で走るスキーの練習を

子どもたちがしていました。なんか凄すぎる・・