読み聞かせ 小学5年生へ

読み聞かせは、本当に久しぶりに5年生へ。

 

今年度は、5、6年生が4月からで4回目。

いつもより少ないな〜〜。

間が空くと、何を読もうかかえって悩みます。

あれも、これも読んでなかった!って感じで。

 

そうそう、大石田小学校5年生は、この前の

小学校のダンス大会(題名違うかも?)で

山形の代表で東京まで行ったんだって。

 

久々に会って、「ニュースで見たよ!かっこよかったよ」と

いうと・・見んなニコニコ!!

「東京楽しかった〜」「緊張した!」「みなで踊って楽しかった」などなど

たくさんの声が。みんなで作り上げて、頑張ったんだね!すごくいい笑顔でした。

 

ノリノリの中、1冊目は

 

「こめだしだいこく」

大黒みほ 再話  斎藤隆夫 絵

〜愛媛の昔話〜 こどものとも 1月号

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先週行った新潟の北書店で見つけた。

でも、これ普通に2018年の1月号なので、まだ手に入れられるよ。

 

愛媛の訛りがすこし入っていて、聞きなれないけどかわいい感じの訛り。

そして、このお話は初めて手にするもので、

でだしは「おむすびころりん」に似てるけど・・

 

おむすびが転がって行った先は・・「あな」ではなく

土に埋まった大黒様の口の中!

「うまそうににぎりめしをくっておらしたのですらい」(いいよね〜、言い方が)

 

おじいさんに詫びを言って、役に立つから家に連れていきなはいやと。

もちろん、おじいさんは連れて帰り、おばあさんが綺麗に洗ってあげて

床の間に飾ると・・

なんと、鼻のあなから白い米が、ぽろ、ぽろ、ぽろ・・・

次々出てきで、おじいさんたちは美味しい白いご飯が食べられるようになったの

 

その話を聞いた、隣町のじいさまが・・借りに来ましたよ!

 

そのあとは・・・読んでのお楽しみ。

 

こどものとも」って言えば、幼稚園児向き?と思うけど

しっかりした昔話は、5年生でも面白い。あ、大人もね。

 

絵もよく見ていて、最後の絵を見て・・ある女の子が

「あ!そうやって、埋まってたんだ!繰り返してるんだよ、きっと」って。

わたしも同じ感想だったので、「そうだよね・・きっと」と

うなずきました。

 

2冊目は・・

 

「たからもの」

ユリ・シュルヴィッツ 作  安藤紀子 訳

偕成社

 

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高学年から、中学生に読みたいと思って買っておいた本。

やっと、読む機会が来たよ。

 

貧しい暮らしの男、アイザックの話。

 

ある日夢を見た。

都に行って、宮殿の橋のしたで、宝物を探せという夢を。

 

はじめは気にも留めなかった。

二度同じ夢を見たけど、信じなかった。

 

三度同じ夢を見た。

今度は、アイザックは本当に都行ってみることに。

ずいぶん遠くまで。

 

都に着くと、宮殿の橋には衛兵たちが夜も昼も警備をしていた。

アイザックは、あえて宝を探さなかった。

それでも、数日間、一日中そこを歩き回っていたら・・

 

衛兵の隊長が「なにをしているのか」と声をかけてきた

 

アイザックが夢の話をすると・・・・

隊長は笑いながら・・

 

さて、どうなったでしょうか??

とっても不思議なことが。

 

最後のことば

「近くにあるものをみつけるために

遠くまで旅をしなくてはならないこともある」

 

いいね、この言葉。

みんなうなずいてました。

 

そうそう、1冊目は遠くに座っていた教頭先生が

「たからもの」を読み出したら、すすす〜〜っと子どもの輪に混ざって

近くで聞いてくれた!うれしかった〜(笑)

 

3冊目は・・

 

「アートとマックス」

デイヴィッド・ウィーズナー 作 江國香織 訳

 

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これは、「絵本」

絵がないと始まらない!アートな絵本。

 

すんなり不思議なおかしな芸術の世界へ!!

 

読んでいてもたのしかった!

絵が綺麗ですよ〜〜。

 

あ、この作者は「かようびのよる」の作者です!!

 

本日は、早めに始まったのでゆっくり3冊読めました!

たのしい時間になって、嬉しかったです。