読み聞かせ 6年生へ

第2回目は、6年生に行ってきました〜。

 

先週の1、2年生から、6年生!!

 

さて、どの本を読もうか、迷いに迷って決めました。

 

4、5、6年生は、1学期間はたくさん「読み聞かせ」の

時間がありますが、2、3学期は、数回なのかな?

 

なので、以前に読んだ本と重ならないように、

面白い本を選ばなくては!!と。

 

久々の6年生は、背もグッと伸びて、とっても大人びて見えました。

でもね、本を出したら・・

とっても、素直な笑顔で、子どもらしい感じに!!

いい感じです。

 

1冊目は

「ブタはともだち」

 

マーク・ティーグ 作・絵 小宮山みのり 訳

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自分の部屋を片付けるのが苦手なウェンデル。

お母さんに片付けるように言われたけど・・

部屋に行ったらびっくり!

部屋に大きなブタが寝そべっていた!!

 

え〜〜??っと子どもたち驚いてる(笑)

 

でもね、ウェンデルは、へっちゃらで

片付けるのもやめにしちゃった

 

そうしたら、次の日ブタは二匹に!!

 

部屋はどんどん散らかっていく・・

 

でも、ブタと楽しくあそんだよ。

夜遅くまで、ゲームで遊んだり・・(このゲームってモノポリーなんだよ!)

 

そしたら、そのうちもう二匹やってきて!!

 

部屋はぐちゃぐちゃに!!!

さすがに、耐えられなくなったウェンデル、

「片付け、手伝って」ってお母さんに泣きついたけど

お母さんは「自分でやってね」とほうきを渡した!(さすが!)

 

さて、部屋は無事きれいになったでしょうか?

ブタたちは、どうなったでしょうか??

 

 

6年生のみんな、自分の部屋を片付けるの・・9割が

「苦手」「やってない」「ちらかってる」とのこと(笑)

 

でも、絵を見ながら「そこまでひどくないな・・」とか

「あ〜、ブタの足跡ついちゃって」とか。

すっかり絵本の世界に入って聞いてくれて、楽しかったです。

 

2冊目は

「いすがにげた」

森山 京・作  スズキ コージ・絵

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絵が、大好きなスズキコージさんのこの絵本。

 

最初は、いすが逃げていく???

 

こ子どもたちは「え〜〜?」「そんな〜〜」と

笑いながら聞いてます。

 

絵も不思議なパンチがあるので、どんな展開に??って

感じでした。

 

逃げ出したいすを、やっと捕まえたおばあさん。

疲れて、川辺でいすと寝っ転がっていたら

そのいすは亡くなった旦那さんが、作ってくれたもので、

子育ての時から、ず〜〜っっと身近に「いす」があったことを

思い出しました。

 

ふいに起き上がったおばあさんは、いすを起こして

「ず〜っと一緒に暮らしてきんだね」といすの背を撫でてあげ

「くる日もくる日も、同じところでじっとしていたら

いすだってにげだしたくも なるだろうさ」

 

「いいよ、どこへでもおいき」といすの背をたたきました。

 

いすはいきおいよくはねました。

おばあさんは、顔をおおって、見送らないからとっとといっておしまい」といいます。

 

おばあさんは、「いっちゃった」とぽつりというと

ゆっくり家にかえしました・・

 

 

そして、家につくと・・・・

 

最後は、じ〜〜んと「よかった」でおしまいになります。

 

 

でだしは、「面白がって」聞いてくれていましたが・・

途中から、おばあさんの気持ちがしっかり伝わって

いたように感じました。さすが6年生。

 

終わってから、担任の先生が

「読んでもらうのって、いいですね〜〜」「よかった〜」って

言ってくださって、うれしかったです。

ありがとうございました。