町の中学校は、三つの小学校から子どもたちが入学していて
各小学校でも、朝の読み聞かせをしているので
その引き続きで、中学校の司書さんが頑張って
中学校での読み聞かせを実現させ、継続してくれているの。
中学生って何を読んだら?とちょっと構えるけど
継続してやっていると、大体こんな本がいいかな?と
メンバーみんながわかってきて、
なかなか面白い本を持ち寄っています。
さて、今回私は中学生3年生のクラスへ
総体も終わって、夏休み前。いよいよ
自分の進路を考える時期に突入ですよね・・
たった15分だけど、
楽しんでももらえたらいいな
1冊目は
「ピーコポンチャン」
ねじめ 正一/作 あべ 弘士/絵
表紙には、可愛い犬の絵!
でも、大体「ピーコポンチャン」って何??って感じでしょ?
この絵本、最後まで読むと
「え〜〜?終わり〜?」って、思う子が多い、と思う。
いろんな感情が、湧き出る絵本・・かな。
絵があべ弘士さんなので、犬がめちゃめちゃ可愛い。
以前、小学校5年生に読んだ時
「え〜〜?」「終わり??」ってなって
私は、「うん、うん」(そう言う絵本なのよ〜)と
こう言う絵本もあるんだよ〜〜と
思ったのでした。
今回は、中学生でマスクして静かに聞いてたから
「え〜〜」なんて声は出なかったけど・・
目が、パチパチしていた子もいたな〜〜
「ピーコポンチャン」の意味を知りたい人は
是非、手に取ってみてね〜
2冊目は
「きみのいく道」
ドクター・スースー さく/え
いとうひろみ やく
絵をよく見せてあげたいけど、机に着席して、間隔あけて
中学生は体も大きいから後ろの子は、見えてるかな・・
とちょっと心配。
先生に「机をほんの少し、動かしてもらってもいいですか?」って聞いたら
「大丈夫です」って言ってくれて
さすが中学生。さっさっと、程良い間隔に寄せてくれました。
で、話が面白いので
なんとなく見えていても、よく聞いてくれました。
(でも、絵本だしユーモアのある絵だから、あとでゆっくりみて欲しいね)
自分がこれから、進んでいく道
一体どんな道をいくのか?
うまくいくのか?
大変なことが待っているのか?
じっと待っていればいい?
いや、それじゃあダメだ!
どうしたらいいのか?
とにかく、どんどん進んで行こう
絶対、大丈夫!!
と、面白くて、力強く応援してくれる絵本です。
でも、全てが上手くいかないことも、
誰も見ていないことがあることも、
ちゃんと教えてくれるよ。
そんな時、どうしたらいいかもね。
とても真剣に聞いてくれました!
聞いてくれてありがと〜〜。
クイズか、手遊びもしたかったんだけど
15分では、できませんでした・・残念