読み語り1年生

今年度最後の読み聞かせは、
1年生に行ってきました。

やんちゃな男の子が多い1年生でしたが、
すっかり聞くのが上手になって
みんなで一緒に楽しめるようになりました!

1冊目は・・

「はなを くんくん」

ルース・クラウス ぶん マーク・シーモント え
きじま はじめ やく

3月になり、一昨日は朝から大雪!の大石田でしたが
本日は、日が差して、随分暖かく感じられました。

そんな「春」のはじめにぴったりな絵本です。


冬眠中のたくさんの動物たちが
目を覚まし、はなをくんくんさせながら
どこかを目指して走り出します!!

みんなが、到着したその先には、なにがあったでしょう??


白黒の絵本ですが、
動物が、とっても可愛らしく本物らしく描かれています。

子どもたちは、「くんくんってなんの匂いだろう?」と考え

「ホットケーキじゃない?」

「いちごだよ」

「チョコレートだよ」と口々に・・ふふふ、可愛いけどハズレ。

最後のページの本の一箇所だけ、「黄色」で描かれていたのは・・なんでしょうか?


2冊目は・・1年生この時期の私の定番。

「ものぐさトミー」

ペーン・デュボア 文・絵  松岡 享子 訳

岩波子どもの本

とってもとっても「なまけもの」のトミー・ナマケンボ君。

電気仕掛けの家に住んでいます。

な〜んでも全部「機械」がやってくれますよ


この時点では、子どもたちは「いいな〜」って言います(笑)


でも、ある夜嵐が来て、電柱が倒れ
トミーの家に電気が6日間も来ませんでした!

7日ぶりに家に電気が通り
いつも通りの生活が始まったのですが・・・

た、大変なことに!!



いや〜、子どもたちは、もうね、
大笑い!
先を想像して、口に出したりするんだけど

みんな、「え〜〜!!」
「たいへ〜っん」
「やだ〜〜」
と言いながらゲラゲラ笑ってました。


ちょっと早く、先生方が「っぷ」って笑うのがいいきっかけだったみたい。


この本は、1966年に出版されています。

その時代から、ず〜っと変わらず子どもたちを
笑わせてきたんでしょうね。

お話の力ってすごい!

少し小さめの本ですが、本当によく聞いてくれました。


ああ、1年生最後が楽しい本で終わることができた、
うれしい!よかった。

聞いてくれた子どもたちに感謝です。