読み語り 1年生へ。

2月6日 1年生に行ってきました。

ちょっと早めにいったら、すっかり準備万端。

1冊目は先日みつけた・・
:

「うそだぁ!」
作・サトシン 絵・山村浩二

「うそだぁ!」と一緒にいいたくなっちゃう「ホラ話」
どんどんスケールが大きくなっていきますよ〜。

絵が外国の本かな?って思ったけど、日本の方でした。
最後が、またいいですよ〜。

みんなで盛り上がって、一緒に「うそだぁ」って
いえたらいいな〜、て思ったんですが

予想以上に、1年生が「まじめ」に聞いてくれちゃって・・・(苦笑)
(楽しんではくれたようですが)

3年生くらいで、もう一度読んでみたいな。

最初の1冊て感じかな。


2冊目は、どっちが良い?って聞いたら

こちらに・・

「ものぐさトミー」

文・絵 ペーン・デュボア  松岡享子 訳

電気仕掛けの家にすんでるトミー
何から何まで「自動」です!

子ども達は、最初は「いいな〜」「うちも、こんなのだったらな〜」って
言うんだよね。


ところが、ある晩台風で電柱が倒れ電気が来なくなってしまって・・・

さあ、7日ぶりに電気が通った「電気仕掛け」の家は
どうなってでしょうか?

ものぐさトミーの身に次々と大変な事が!!

子ども達は、大笑い、わ〜、やだ〜、と大変でした!!


初版はなんと1966年です。

今では、真面目に家が「電気仕掛け」の部分が多くなっているし
表紙は、今の子どもだったら自分でさっと選ぶタイプでは
ないでしょう。

でも、読んであげれば、すごく「楽しめ」ますよ。

良い本を手渡す・・とっても大切なことではないでしょうか

そんな「大人」にならなくては。


3冊目は、本当はここでおしまいのはずが
少し時間が合ったのと、子どもが「読んで、読んで」と
言ってくれて、先生がいいとおっしゃったので・・


これも、1年、2年では鉄板で喜ばれる

「王さまと九人のきょうだい」


君島久子 訳  赤羽末吉 絵

毎年、この時期に読みますが
いつも、人気の本です。


不思議な名前の、不思議な技をもつきょうだいだち。


ずるいおうさまが、きょうだいたちに歯が立たない様子が
すっきりするのかもね。


よく、ずっとたってから
「あの、九人のお話し、おもしろかったね」と
声をかけられます。

外せない1冊です。

プログラム的には、「ものぐさトミー」と「王さまと九人のきょうだい」を
一緒に読む事はいままでなくて
ちょっと失敗だったな〜と反省してます。