2014おつきゆきえさんの会 報告

朝は花曇りかな?と思っていた天気も
開場時間になると、すっきりと晴れて「おつきゆきえさん」日和となりました。

清々しい緑の庭の奥にたたずむ「ひなた蔵」

今年もこの素敵な場所で、おつきさんをお迎えでき本当にうれしいです。



こういう会をする時、「ブログ」の事なんか考えてる暇がなくて
後から写真撮っておけば良かった〜〜(泣)って事になってしまい
素敵な「ひなた蔵」さんの写真がありません。

わ〜ん、大失敗!

ま、気を取り直して・・

午前中は「大人のための絵本の会」です。

これって、来た事ない方にはなかなか理解出来ない人も
いると思うのですが・・


「絵本」って「絵の本」であり、けっして「字の読めない小さな子」の
ためのものではない!とまずしっかり認識していただ植えwで

おつきさんがその日のために選んでくれた絵本を

「童心」にかえらず「大人」として「絵本」を十分に楽しむ会!なのです。



1冊目は、決まっています。
まずは「もけらもけら」

素晴らしい「絵」と素晴らしい「テキスト」の混ざりあった
この中間の雰囲気を自由に楽しんで欲しい!と。

まるでね、音楽を聴いているようです。不思議。絵が動き出す!

今回のテーマは「安心」でした。

そして、2冊目は
「かあさんのいす」

素敵な母子のお話し。訳は佐野洋子
とにかく「元気でがんばろう」って気にしてくれる本でした

3冊目は
「どーした どーした」
天童荒太作/荒井良二

大変重いテーマでした。でも、荒井良二さんの絵が
それを助けています。

会場、鼻をすすったり、ハンカチで涙を拭いたり・・・


4冊目は
「ザガズー」

子育て中の若いお母さん、お父さんにきいて欲しかった!
そして、会場はわりと平均年齢高め?(笑)だったので
最後のページで、笑いと拍手が!!

そうそう、そうなんだよねーって本ですよ。

そして、写真絵本、詩を読んでいただきました。

大満足の1時間半でした。

「安心」というテーマ・・

子どもは、安心して「子ども」でいられないとだめなんだ・・・
そんなメッセージを受け取りました。

大人の都合で、子どもが安心して「子ども」でいられないって
とっても悲しい。

お金や物の豊かさではなく、心の豊かさ・・そして
何もなくても、とにかくとにかく「子どもを可愛がる事」。


そうすれば、子どもは安心して成長できるんじゃないかな。


大丈夫?って聞くのではなく
「どんな事があっても大丈夫!」って子どもに言ってあげられる親でいたい。


そして、大丈夫じゃない!って言える関係にしておかないとね。
頑張りすぎないで!って、伝えたい。

とにかく・・
おつきさんの「絵本の会」は
最高のセンスでセレクトされたすばらしい「絵本」を
おつきさんの目を通して、分かりやすく、分かりやすく
解説してもらえます。

でも、それをしっかり受け止めて
自分で感じて、自分で考えないとなんにもならないな〜と
感じます。

泣いて笑って、なんだか身体の細胞が隅々まで入れ替わったような
清々しい気持ちになれました。

それでは「お昼」休憩です。

おいしい「エビス屋さん」のお弁当を頂きました。

さて!午後もがんばります!