草谷桂子さんの講演会

静岡市在住の、作家「草谷桂子」さんが
本当にご好意で、大石田町に来てくださった!

大石田町では、いま「複合施設」の立て替えを検討していて
新しい施設には、「図書館」を入れて欲しい!と要望しているので
図書館の達人!草谷桂子さんに

大石田町にどんな図書館があったらいいか?
いっしょに夢を描こう!」

というタイトルでお話をしていただきました!

このような、本も出していらっしゃいます!

図書室しか現在ないこの町にとって、
「図書館」を知るには、ぴったりの方で
もったいないくらいのお話でした!

決定してから今日まで、時間が短くてなかなか町内に周知できず
どれくらい人が来てくれるか、心配でしたが・・

40名近くの方々が「図書館」に興味もって集まってくれました。っほ。


草谷さんが、33年間続けていらっしゃる「トモエ文庫」での活動を
スライドで見せていただき、
まずは、子どもにとっての「本」というものが
どんなに大切な役割であるか・・


草谷さんが文庫を通じて、子どもにとっての本のある「居場所」をつくりたい!という
「読書」だけでなく、
いろいろな遊びも取り入れての異年齢の交流があり
まさに「本のある子どもの居場所」を教えてくださいました。


この町には「文庫」もないので、
聞いてくれた人たちは、そんな世界があるのか!と
視野が開けたと思います。


そして、「絵本」の中から
「図書館」という場所は、基本的にどんな「場所」であるかを
教えてくれました。


一般的には、「図書館て、本を借りて、静かにして勉強するところでしょ?」って
思うのが当たり前・・ですよね?

でも、図書館は

「中立で公正に歴史を保存する場所」
「図書館は文化のバロメーター」
「図書館は、町すべての事業に関わっている、受益者はその利用者だけではない」

などなど・・

だれでも、自由に入る事が出来き、右も左もなく公平である・・

知識を暗記するのではなく
生きる力とは、
「自分で調べて解決する」力であり、


その方法を知る事が出来るのが「図書館」だと聞き
「図書館」の力を新たに感じ、
コンパクトでも、この町にあった居心地と使い勝手のいい
赤ちゃんから大人までが、みんなでつかえる図書館が欲しい!と
改めて思いました。


まずは、こうやって共通理解をし、みんなでイメージを膨らませて
仲間を増やしていって

試行錯誤しながら、関わっていけたらいいな〜と思いました。


今回の参加者は、
議員さんも、役場のかたも来てくれました。

草谷さんにも「それだけでも、すごい事だよ!」って言われて
うれしくなりました!!

さて、スタートしたばかりの「図書館つくり」
いち町民として、がんばろ〜〜っと!!

お忙しいなか、福島まで「支援」している図書館の
現在を見に来たからと、大石田まで足を伸ばしてくださった
草谷桂子さんに、心から感謝しています!!

ありがとうございました!!

(講演での写真を撮る事もすっかり忘れて聞き入ってしまいました)