草谷桂子さんのボランティア講座

せっかく遠くまで来ていただいたので、
11日、本日は「中学校」での読み語りがあり
それを見ていただき、その後に「研修会」をしていただく事になりました。

(人使いが荒くてすいません)

3月11日に読み語り・・

1冊目は、
「トラのじゅうたんになりたかったトラ」にしました!
ちょっと、気楽に絵本を楽しんでほしかったから。

2冊目は
中学1年生担当だたので、他の1年担当の人とも相談して
「震災」の本にしました。

この子達は、3年前に被災地に絵本を贈る支援をしたとき
小学5年生になったばかりでした。

その時のお礼をいい、そして3年経った今も
あまり「復興」が進んでいない事と

津波の被害のほか、福島での「原発事故」での被害があり
それぞれ、「忘れない」でいることもひとつの「支援」になることを伝えました。

でもそれは、ただ「忘れない」だけでなく
それが「自分だったら」「自分の家族だったら」と
考えられる人になって欲しいと、思っています。

選んだ本は、

最後に作者のあとがきがあります、それがとても考えさせられるものなのですが
時間がないので、「後で、読んでみてください」と本を置いて
来ました。


この本では、震災で放射危険区域に指定された場所に仕方なく
置いて行かれてしまったねこの「キティ」が
ねこの目線で語っています。
実際の写真絵本です。


キティは、保護されあたらしい飼い主(作者)ができました。


その後、前の飼い主も見つかります。

ただただ「可哀想」とか「感動」の話しではなく
キティが
なぜ、ボクたちは今もうつくしいあのふるさとに帰れないのか」
問いかけています。

読んだ人それぞれが、なぜなのか
これからどうしたらいいのか・・

改めて考えるきっかけになる本だと思います。

そして、2年生は地元の「とんとむかし語り」の会のかたと
「絵本読み」がペアで行なわれました。


終わった後、9時から10時半まで、
草谷桂子さんを講師におねがいして
ボランティア講座」を開催しました。

ここでも、基本的なボランティアの心得をお聞きする他

もっと、根本的に大切な
子どもと本のかかわり、
こどもの成長にどう「本」は「大人」は関わっているかなどをお聞きしました。


豊かな経験からおしえていただける
素敵な絵本の世界、楽しさを知る事が出来

これからの活動の巾も、視野もぐ〜〜んと広がると思います!


草谷さんの子どもに対して、
また、その親や、一緒に活動されている方々への
まなざしが本当に暖かで、聞いていて
こんな方がいつでもお近くにいてくれたら!!と思いました。

やっぱり、すべては「お人柄」なんでしょうかね・・

ありがとうございました!


そうそう、先日作った「ウォルドルフ人形」は草谷さんへの
お礼の品だったのです!!

文庫のお友達の仲間に入れていただきました!!



さて、贅沢な研修会を終えて
新幹線まで、少し時間があったので
昨日も行った「千本だんご」へ!!!(笑)

昨日は新製品、「焼きだんごのバターあんこ」を一緒に食べました!

これ、予想以上に美味しいです!!ほんと!!

で、本日はこのお店の鉄板のおすすめ

「ずんだ」と「くるみ」を食べていただきました!


草谷さんも、初め「1本は新幹線でいただくわ」って
おっしゃっていたのに、
食べ出したら「あ、写真とるの忘れたわ」っておっしゃって


「あ、持って行くっていったのに、食べてしまったわ!」と
2本とも召し上がってくれました!
一緒に、笑ってしまいました!!


そんな、かわいい素敵な方なんですよー!

そして、なんと昼前に大石田を発ち
その後、東京での日本ペンクラブ主催
いのちのかたち、生き方のかたち、3・11後の子どもたちの未来」とう会に
出席されるそうです。(そうそう、わたしもそういう会に行きたかったよー)

すごいな〜と、また見習いたいあこがれの年上の方を見つけて
生きる気力がわいてきましたー!!

草谷さん、本当に遠くまで来てくださって
ありがとうございました!!心から感謝しています。