2学期の小学校読み語り

子どもミュージアムの準備におわれ、9月から再開した
小学校1年生の読み語り、やっと書きます。

まずは、9月20日

2学期初めての本日は、
1冊目

科学のとも傑作集の 長 新太 さく
「おなら」

あ、うけを狙ったんじゃありませんよ。(うけますけどね)
これ、ほんとうに真面目な「科学絵本」です。
おならって、そんなに大人も子どもも毎日「出して」いるんだね〜〜。

真剣なまなざし!

2冊目は大好きな

「カクレンボ ジャクソン」

デイビッド・ルーカス さく
なかがわちひろ やく


恥ずかしがりやな主人公、カクレンボ・ジャクソンは
めだたないよ〜〜に、ひっそりかくれるように暮らしています。


スーパー、公園、図書館・・めだたないように読者からも隠れてる!


ある日お城から、パーティーのお誘いのお手紙がきます。
はずかしがりやのジャクソンはそんなところにはとても行かれない・・

でもいってみたいな・・

と、ジャクソンは「金と銀と宝石」で出来ていると聞いたお城で
目立たないような服を自分で作って、出かけて行きましたよ。


ところが、なんとその日のパーティーはお城の中ではなく
「庭」でおこなわれていたんです!
ジャクソンは、と〜〜っても目立ってしまって・・・・

さて、ジャクソンはどうなったのでしょうか・・??


って話しなんだけど、はじめは子どもたちは、本の中のジャクソン探しに
夢中になるけど、
話が進むにつれ、ジャクソンの恥ずかしがりやで繊細な気持ちが通じてきて
ジャクソンの気持ちに、すっと寄り添う感じになるよ。

そして、最後はとってもとっても幸せな終わり方で、
子どもたちは、ほ〜〜っとため息。
よかったねー、ジャクソンの服私も着たい!かわいいよねー。いいなー。と

読み終わって、みんな幸せ気分でした。

最後は、前日が中秋の名月だっかこともあり
これ!

「つきの ぼうや」
 
イブ・スパング・オルセン さく
 やなのうち きよこ やく


縦長のこの絵本、一目を引きます。


月の坊やが、お月様のお願いを聞いて
月から地上へと!

上から下へと、絵本は進んで行きますよ。

1978年発行のこの本、いつまでも新しくて、可愛い。

読み終わって「昨日、月見たよ」「光ってたよー」と口々に
教えてくれました。よかった、よかった。



で、9月27日は 2年生へ


はじめに、ちょっと手遊び

この前、子どもミュージアムの時、滋賀のおもちゃコーチの方がやっていたのを・・


右手がグー」
「左手がパー」
を一緒に、2、3回繰り返し
「とりかえよ!」で一瞬で、右手をパーに、左手をグーにします。
「とりかえよ、とりかえよ」と繰り返すの。
え?簡単過ぎ?


ははは、じゃあ次は
「右手がグー」
「左手がチョキ」
「とりかえよ!」「とりかえよ」って早くやってみて?!
結構、むずかしいんですよ〜〜〜〜


で、1冊目は

五味 太朗
「どどどどど」

これは、ほら、おつきゆきえさんが読んでくれて、楽しかったんだよね。
あ、そういう読み方もあるんだ!ってわかって。

もちろん、楽しんでくれたようです。

2冊目は

「あたまのうえに りんごがいくつ」

この本、うちの子が小さい頃なんか大好きだったんだよね。
ありえない!?んだけど、
こどもたちは「うわ〜〜、すげ〜〜」って頭の上のリンゴは
増えるたびに大喜び。

最後がおもしろいよね。

で、3冊目は
「3つのねがい」

これは、王道のお話だとおもう。
子どもの頃、1回は聞いた事あるんじゃない?
ていうか、1回は読んであげたい。

この本、大石田図書室から借りました。
欲しくなって、調べたら今もうないみたい。

すご〜〜く高値で古本屋にあるようで・・
復刊してほしいな〜〜。

でも、わりと「のほほん」とした夫婦の感じですね、これは。

もっと、いがみあう夫婦ってイメージはどっからきたのかな?う〜む。

と言う事で、2年生も無事終了。