1月の読み聞かせは、4年生へ。
朝の15分間。
先生たちも、コロナで授業がぎゅうぎゅうのなっている中
時間をいただけて、感謝してます。
15分間で何か変わるか?と言えば、
なんとも言えないけど・・でも
マスク生活の子どもたちが、少しでも
楽しかった!って思ってくれたらいいな。
1冊目はお正月、だったので
「十二支のお雑煮」
川端 誠
新刊だったので、見てもらいたいなと思って。
図書の先生が「学校で購入しようとしたら、年末に売り切れだったんですよ〜」
「わあ、よかった」と喜んでくれました。
干支の話をしたり、
中の絵が、細かいところまで書き込まれていて
お正月につきものの「遊び」や「行事」「言われ」などが
出てくるので、いいよね〜。
机が離れている状態で子どもたちは見ているので
じっくり見られる様に、図書室に置いて帰ってきました。
ゆっくり楽しんでくれるといいな〜。
2冊目は
「ハーキン 谷へおりた きつね」
作 ジョン・バーニンガム
訳 あきの しょういちろう
この表紙をパッと見た時、ジョン・バーニンガムさんの本だと
わからなかった。開いていったら、ん?って気づいたけど、
初期の頃の作品なようですね。
きつねのハーキンたちは、家族で小さな山の上に住んでいます。
お父さんは、子どもたちに「谷にいってはいけないよ」とうるさく
言い聞かせていました。
なぜなら・・そんなことをしたら、狩人に見つかって、みんなが無事でいられなくなるから。
でも、ハーキンはもう山上だけで遊ぶのにあきあきしていました。
そして、夜中にこっそり谷に降りて行って、
楽しく、自由に遊んでいたのです。
その谷は、誰も渡ろうとしまい「泥沼」がいくつもありました。
そして、ある日、とうとう森の番人に見つかってしまいました!!
地主さんが大掛かりな「狐狩り」をすることとなったのです。
家族は、息をひそめて隠れるしかありません。
しかし!!ハーキンはみんなを守るために、考えを巡らせていました・・
と、ドキドキするお話しです。
もちろん、ああよかった!って終わるんですが、
最後はクスッとするよ。
この本は、講座で紹介されて、いいな〜と思って選びました。
自分の子どもたちには読んでないので、実際どんな反応なのか
楽しみでもあり、心配でもあったけど・・
とっても集中して、奥に座っている子が、身を乗り出して聞いてくれました。
ああよかった!!