東京国立美術館工芸館へ

先日・・この新コロナウイルスの脅威のなか

東京まで行って来ました。

 

今回は、東京国立美術館の工芸館でやっている・・

「所蔵作品展 パッション20」

 

2020年3月8日(日)までです!

 

 

知らなかったけど・・

この素敵なレンガ造りの「工芸館」での、最後の展示なんですって!

 

一番行きたかった理由は、

子どもの頃から好きだった「四谷シモン」の人形を見たかったから!

なのですが・・

 

いつも忙しいくて連休のとれない娘が、仕事の休日を変えてくれて

一緒に食事をする!というおまけがついたので、

すっかり「新型コロナ」の件が頭から抜けてしまいました・・

 

さて、この所蔵品展が、なんと「撮影OK」なんです

入場料は250円!(さすが国立)

なのに、オールカラーのパンフレット付き!

 

ただただ、「四谷シモン」の人形目当てだったけど

行ってみたら、それはもう!素敵な「工芸品」がずらりと!!

 

「工芸」とは、明治維新後にこの分野を指すようになった言葉なんですって

さまざまな作家たちが、工芸とは何か?

どんな思いを込めて作っているかということを作品を通じて

その情熱を感じて欲しいという、展示なんですって。

 

感じましたよ、すごいエネルギーを。

 

中に入ると・・

日本人と「自然」

「オンステージ」

回点時代

伝統⇄伝統

工芸ラジカルと

進んでいきます。

 

あったんですよ〜〜。予期していなかったけど

志村ふくみさんのお着物が!!

憧れの恐れ多い人間国宝になられた「志村ふくみ」さんの

作品を実際に見ることができて、幸せ〜〜。

 

染色家 芹沢銈介さんの作品も!

 

で、ついに最後の部屋に・・

いました!ああ、やっと実際に見ることができたよ〜〜。

 

 

小学生高学年のころ、布の人形を作った時

その手芸本のコーナーに「四谷シモン」の人形の作り方の

本があったんですよ。確か雄鶏社の薄いシリーズだったと思う。

すごく欲しくて、いつも手にはとるけど

中を見ても絶際には作れそうにないし、

材料は手に入りそうもないし

お小遣いもないし・・

って感じで、購入を諦めてしまって・・

 

ず〜〜っと後悔しています。

古本でも探しているけど、見つからない(誰か〜〜持っていませんか?)

買っておけばよかった。

 

で、40年以上「見たい」と思っていた人形に

会えて、よかった。

本に載っていたのは、もうすこし普通の女の子の人形だった

気がするけど・・

 

きっかけは、「四谷シモン」の人形だったけど

「工芸館」最後の展示「パッション20」に間に合って

よかった!!見に行った甲斐がありました。

 

素敵な、目の保養になるエネルギーを感じる作品が

たくさんありましたよ。

おすすめです。