中学校へ読み聞かせへ

7月10日に中学校へ読み聞かせに行きました。

 

中学校へは、各学期1回で年3回です。

今回は、久しぶりに3年生へ。

 

出かけた時は、他の町の図書館や

大きな本屋さんに寄って、「中学校向き」の絵本を探します。

どんな本だと喜んでもらえるかな〜って。

 

今回は!!

つい最近、見つけたこの本にしました〜〜。

中学校3年生に絶対読みたいと思ったこの本!

 

「きみの 行く道」

ドクター・スース さく・え

いとう ひろみ やく

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これから、新しい1歩を踏み出さなくては

いけない人に、ぴったりな1冊だと思う。

 

でも、全然「説教」的でも、「きれいごと」だけで大丈夫!って

いうのでもなく・・

これからの人生、本当に色々あるけど・・

そうそう、あれも、これも・・

 

それでも、君は大丈夫!という、お話です。

 

訳者は「伊藤比呂美

詩人ですが、私くらいの年齢の人は

エッセイ「良いおっぱい、悪いおっぱい」などの

子育ての本で、覚えてるんじゃないかな。

 

訳者のあとがきで、ドクター・スースは現代のマザーグーズと

書いています。

 

中学3年のみなさん、すご〜く集中して聞いてくれました!

読んでて、すごくそれが伝わってきて

楽しかった!

 

実際、この絵本自分の子どもたちにも、もっと前に読んであげたかった〜

あ、今でもいい、自分でもいい、読んでほしいよ。

 

そうそう、中学生に読み聞かせに行くのは、難しいと感じる人も

いると思う。どんな本を読めば、よろこんでもらえるか・・

 

私も機会があるごとに探しています。

 

それで、中3の子たちは、1、2年生よと読みやすいと思う。

特に、クラスがまとまっていると。

 

今回も、朝の挨拶をして、教壇がちょっと必要だたたので、

中央に移動しようとしたら、思いのほか重くて・・

 

それを見て、一番前に座っていた男子が、さっと立って手伝ってくれたの〜。

そして、それを、後ろの方の男子が

「ひゅー、ひょー」って感じて「かっこいい〜」とか声をあげたんだけど

それに対して、恥ずかしがったり、怒ったり、照れたりせず・・

「おう!」って感じで、答えていて、クラスが盛り上がりました。

いいクラスだな〜〜と感じました。

 

それでね、この本と組み合わせる短めの本を2冊用意はしていたのですが..

実は読む前に、

いいもの見せるね!ってこのおもちゃを見せたんですよ。

 

先日京都に行った時、タニぽんさんに連れて行ってもった

島津製作所 創業記念資料館」で買ったこれ!

 片手で取ってるから、うまく撮れてないけど、

我慢してみてね〜。(笑)


島田製作所

 

これを、みんなに「すごいおもちゃだよ〜」って見せたら

びっくり!して「おお〜〜」って声が上がって

「なんで?」「なんで?」「どうなってるの?」って。

本当に不思議なおもちゃ。重力に逆らって動くコマ!!

 

そこから、京都の島津製作所の記念資料館の話を少しして、

「ものづくり」ってすごいよね〜って。

 

それから、「読み聞かせ」を始めたのでした。

 

時間もぴったり終わって、子ども達もよく聞いてくれて

ああ〜楽しかったです。

 

そのあと、校長先生にも、お見せしたら・・

「え〜〜?」「いいね〜これ」と言いつつ、

「子どもたちにいいよね、こういう科学おもちゃ!!」

「でも、全然どうなってるかわからないよ」と

って、そりゃそうですよ〜〜。って事で、しばらくお貸しする事になりました。

 

2学期の読み聞かせも、楽しみ!