旅立ちました

ご無沙汰していました

9日の朝、自宅で介護生活を送っていた
おじいちゃん(義父)が、静かに眠ったまま
旅立ちました。


 亡くなった二日前まで、本人の希望通り
普通のご飯を少量食べ、お酒も飲んで(おちょこ一杯ですが)
苦しまずに、自宅で過ごす事が出来ました。


本格的な介護4になったのは、丸2年前。


それまで、車いすででも医師の仕事をしていたのに
それが出来なくなり、
「自分は役に立たなくなった」と嘆き
わがままを言って困らせたり、
泣いたり、おこったり・・


そんな日もだんだんと多くなってきましたが、
私が自宅で看取る事が出来たのは、
まわりの人の助けのおかげです。


長く勤めてくれている職員のみなさん、
通って来てくれていたヘルパーさん、

そして、家族で「チーム」の様に
マミさん(義母)とおじいちゃんの2人の介護を
出来た事に、感謝の気持ちでいっぱいです。

おじいちゃん、お疲れさまでした。

亡くなってしまった瞬間から、
ただただ「いいおじいちゃん」だった、って思えて
お線香を上げながら、
心の中で「ずるいぞ!おじいちゃん」ってつぶやいています。


おじいちゃんがいつもしていた、にやっ〜と笑う顔が
目に浮かびます。


今から、今度はマミさん中心の生活を考えます。

ずっと、おじいちゃん優先の生活だったからね。

すこし、わがまま言って出かけたり、好きな事したりして
すごして欲しいと、心から思っています。


おじいちゃんが亡くなる前に、
様子を心配しながらも、「行って来ていいよ」と行ってくれたので
杉山亮さんの「冬のものがたりライブ」にも、行くとこはできました。


その報告などは、また時間をみて書きたいと思います。

詳しくは、杉山さんのHPの日記にも書かれていますので
そちらをみてくださいね。


こんな時に、いろんな人から声をかけていただいたり
メールや、手紙をもらうと

その人それぞれの、暖かいお気持ちが感じられ
本当に励まされます。ありがとうございます。


こんな時・・
人は本当の「情」や「思いやり」や「気遣い」を
表すものなんだと、思いました。


私が受けて、うれしかった事は
わたしも、ちゃんと誰かに返さなくては・・と強く思います。

それを、無駄にしないで、
わたしもそんな人になりたい!って思う人に
囲まれている事に、感謝して、まねて行きたいです。

学ぶは、まねること。

まねる事が出来る人にならなくては・・・