読み語り2年生!

本日は、2年生へ行ってきました。

3月までは「可愛い1年生」だったのに、今日はなんだかとっても
大きくなったように、感じました。

隣のクラスの1年生を見ながら来たからかな?(笑)


少し早く着いたから、2、3分待ってようかな?って
思ったら、男子がさ〜〜っと集まってきてくれて
椅子も持ってきてくれて、あっという間にスタンバイオッケーに!!

うれしいね〜。

1冊目は!!これだ!

岩崎書店の「うまれたよ!ザリガニ」です。

これ、ちょっと大判の写真絵本です。

「うまれた」ところから、大きくなるまでなんですが
すごくアップで迫力ある写真です。

遠目も利くし、読み語りにはいいようですよ。


この学校では、親子行事で2年生の時「ザリガニつり」に行くのを知っていたので
「これだ!」って思って持ってきたら
大当たり〜〜!

先週行って、教室でも飼育されていました。

一番前に座ってくれた、男子がかぶりつき!
生まれたての小さい透き通った「ザリガニの赤ちゃん」に
「かわいい〜〜」と女子も集中。


細部までよく見ると、いろんな事が分かります。


この本は、「うまれた!」シリーズで10巻あります。

1冊がちょっといいお値段ですが、ザリガニなんだかとっても気に入って
即決で買ってしまいました。

図書館で揃えてくれるとうれしい本です。


本当は、最後に読もうと思っていたけど、見せたら
「あ、ザリガニから!」「ザリガニ読んで」の声が多くて
順番を替えて読みました。


なので、ちょっと一休み的にワンクッションいれて・・
次に読んだのが

「ねずみのなるき」さとうわきこ作

大きく見えますが、これはちょっと小さいサイズです。

ねこがねずみを捕まえて「たべちゃうちゃうぞ!」
するとねずみが「ねずみのなる木のたねをあげるから、たべないで!」

たねは、芽をだしあっという間に木になり、
たくさん実がなりました!
ほんとうに「ねずみのみ」がなったのです!

さあ、さあ、どんな事になったのか??
もう、予想外の結末に、子どももびっくり!先生方もびっくり大笑い。


ちょっと「休憩」気分で読んだのに
文字も少ないんですよ?なのに、すっごく真剣にものがたりに入ってくれて
こどもたちは、はらはら、どきどき!!(笑)
うれしい反応でした。


低学年と、中学年、どんな違いがあるか、今度試してみよ〜〜ッと。

さとうわきこさんの「るすばん」「かいもの」もよく読みますが
さすが!ってオチに、かなりお気に入りの1冊になりました。


そして、3冊目

「タンゲくん」片山 健 作

ゆっくり、絵もよく見える様に読みました。
りっぱなねこのタンゲくん。

ある日のっそりやってきた。
わたしのひざに、当たり前のすわると
おとうさんもおかあさんもなにも言わない。

そして、片方の目を怪我ししていたので
お父さんが「タンゲくん」のなずけ、
「うちのねこに」なりました。


女の子のタンゲくんにたいする優しい気持ちに
子どもたちも自分を重ねる様に
お話を聞いてくれました。


「おしまい」って言ったとき
なんだか、みんな「ほ〜〜っ」って感じで
すぐ現実に帰ってこない感じだったな〜。

ねこ、いたらいいな〜〜って思ったのかな?

とにかく、なんだか充実した15分で
とっても上手な聞き手に、「今度ももっと面白い本もってこよう!」って
気持ちになりました。