「旅立ち」

気付けば、31日。もう3月もあっという間に終わり。

先日の「絵本de茶話会」のテーマは「旅立ち」だったけど
この3月、
友人の子どもたちが、入学、就職で、1人暮らしを始めるという
報告が、つぎつぎとあった。おめでと〜〜う。


小さい頃から知ってる子どもが、「旅立って」行くのを
なんだか勝手にお母さんと一緒になって、まぶしく感慨深く思う。
「みんな、がんばってね!」って。


自分の子どもの時なんて、実際の「引っ越し」や「手続き」で
いっぱい、いっぱいで、なかなかそう言う気持ちに浸れないけど。



子育て中に出来た「友だち」って、本当にいいものだな〜と思う。


子どもの年齢が近いと、実際には自分を真ん中に考えて
上は7、8才近く上、下も10才くらい下の「友達」ができる。

「学校」時代は、ほとんどが同年齢。
その中だけで、暮らしているのってやっぱり「変」だなと思う。


実際の社会の暮らしは、「異年齢」が当たり前。
しかも、「年齢」なんて全然関係ないし。



子育て中の「友だち」は、大切にしたほうがいいよー!
ずっと、ずっと、「あの時、楽しかったよねー」
「あの時、辛かったよねー」って言いあって、
なんか「同志」って感じになれるからね。


スマホばっかりいじっていたら、そんな実際の「友だち」できないよ〜!!


そうそう、「子ども」だけでなく
子育て一緒にしてた世代って、「犬」や「猫」も
同じ頃、飼いだした人が多い。

家の猫の「ちびちび」も13才。

猫の方が犬よりちょっと、長生きだけど・・
友だちの家の犬が、高齢になってきて・・

旅立っていったしまった話しも、段々多くなってきた。
悲しいよね。

それで、そんな方におすすめの絵本を

いぬはてんごくで・・
シンシア・ライラント作
中村妙子 訳
偕成社です。


いぬは、天国でかみさまに可愛がられてくらしているんだって。



かみさまは、いぬたちがはしるのが だいすきだってごぞんじ。



おいしいクッキーもかみさまが つくってくれる。


ふわふわの雲のベッドも。

ほんとうに、幸せそう。


そして、時々いぬたちは、ちきゅうにすむ「かいぬし」を
訪ねにきてる。んだって。


そしてね、最後がとってもいい本です!

声を出して読むと、もっともっと良さが分かる絵本だと思う。

「犬」飼っている人は、絶対きにいると思うよ。

あ〜、ねこはてんごくで・・も、ないかな〜〜。


久々に、可愛い飼い犬を亡くしてしまった方を思って
本を開いて声出して読んだら、涙が出てしまった・・・

お勧めします。