藤田浩子さんの公演会へ

6月から寒河江図書館に
藤田浩子さんがいらっしゃると聞いて、
ほ〜〜んとうに楽しみにしてました!!



以前にも山形には何度もいらしていたのは知っていたのですが、
なぜか、1度もお話を聞きに行かなかったんだよね。


それが、6月1日の杉山亮さんの「ものがたりライブ」で
藤田さんのお話を聞いて、
語りが楽しくって面白かったし、なんといっても藤田さんの持つ魅力が
すばらしく、なんて多彩で奥深い方で、年齢を考えると
とってもスマートでユーモアにあふれているんですよ!!


これは、もう、是非是非またお聞きしたいと思っていたら
山形にいらっしゃるなんて!!


てわけで、8月11日に寒河江図書館でひらかれた
藤田浩子さんの「おはなしであそぶ」に行ってきました!!

(↑公演中は写真とれないから、これは終わってからの写真)

今回は、図書館主催でなんと「無料」
大人のための会でした。


いろいろな「小道具」を使っての楽しい「おはなし」がメインなんですが、
始まる前に、みんなで車座になって
手遊びもいっしょにやってくださって、
そのね、雰囲気がめちゃめちゃ「たのしい」んですよ!


藤田さんのもつ「間」が私はすごく好きです。
妙におかしいんだよね。


で、はじめに今なぜお話しを子どもに語らなくてはならないか・・と
いう事を話して話していただきました。

藤田さんは小道具をつかった「おはなしおばさん」と認識されて
いる事が多いという印象ですが・・

そして、その関係の本をたくさん出されています。

でもね、藤田さんは疎開先でおじさんから聞いた昔話を
400近く覚えていて、語る事ができるんですよ

それがね、ほんとうにすばらしい!!


今回の話しで、「私が400もの話しを覚えてるのは、覚えようと思って無理して
覚えたのでなく、そのお話を聞くのがとても楽しかったから、自然に覚えたいたの」と。


「だから、私も子どもたちにたのしくお話を聞いて欲しいと思っています」とおっしゃっていました。

藤田さんはサービス精神がすごくて、とにかく来た人に「喜んでもらおう」と
思ってくださっているのが伝わります。


で、今回新しく買ったのが、この本。

多分、つくってあそぼうのシリーズは藤田さんの定番と言ってもいいでしょう。

でね、その前に買ったのは、この紙芝居


これは、ものがたりライブの時、巻き紙になっていてすごく面白かったので
そのとき買いました!
また仕掛けを作ってないから・・早く作らないと。


しかも、ちょっと(いや、結構かな)練習しないと
藤田さんのような面白さがでないだろうな〜〜。


しかし!!藤田さんの本当の魅力を感じられる本は、これです!

この本は、大手の出版社から出ているものではなく
藤田さんの語り、そしてお人柄に見せられ
「藤田浩子の語りを聞く会」の方々がまとめて出してくださった貴重な本です。


1冊1,000円。
かたれやまんばは、藤田さんが語っている「お話」と「ひとこと」と
藤田さんがどこで聞いたかとか、どんな風に語るといいかなどが書かれています。

短いお話も多いし、読んでいも楽しいし、きっと子どもたちに語りたくなりますよ。



あそべやまんばは、わらべ歌を中心に子どもの遊びが集められています。


実際の遊び方だけでなく、藤田さんの子どものあそびに対する思いの「エッセイ」が載っています。


それが、すご〜〜〜〜〜〜〜くいいです!


藤田さんは幼稚園に長くお勤めされていて
こんなにあたたかいまなざしで、こんなに楽しい事をたくさん知っている「先生」がいらしたら
子どもだけでなく、親も幸せだっただろうな〜〜と思います。
藤田さんの考える「子どもを育てることとはどういう事か」ってい言うのが
すごくしっかりして、もっと多くの保育者やお母さん達に聞いてもらいたい!
私も、お聞きしたい!!ので・・

是非、藤田さんの「語り」と一緒に
藤田さんが今考えている、子どもに本当に必要な事!をお聞きしたい!とおもい
公演後に、ご都合を伺ったら、
なんと、もう来年の7月まで予定がいっぱいなんですって!!ひえ〜〜。


そして、なんと藤田さんを仙台からお連れしてきていた方は
震災の絵本の支援活動とのき知り合った「金子さん」だったのー


金子さんがマネージャーの様に、
来年の11月だったらまだ大丈夫!私連れて来るから、絶対呼んだ方がいいよ!って
手帳を出してくださって・・・

まだ日程は決められなかったけど、来年のぴょんぴょんフォーラム
お呼び出来たらいいな〜〜!と考えています。

みなさん、お楽しみに!!

あ、それから、もう1冊
新刊ですよ。

あ、この本のことは、杉山亮さんのHP「なぞなぞ工房」の日記に書かれていますので
読んでみてください。
「絵本は育児書」いいタイトルですよねー。