おつきゆきえさん朗読会 報告3

さて、衝撃、感激の「大人のための絵本の会」終了後、
少し時間がありますので・

スタッフは、午後の会準備に向けてお蔵で昼食を!

おいしいお弁当をみんなで頂きながらも
午後は「賢治朗読会」そして「スイーツとお茶付き」なので
準備をしなくては!!


と、みんなでわいわいと受付付近で作業していましたら・・
ふと、急に柑橘類のいい〜〜香りが!!


「ん?だれか、みかん食べてる??」って聞いちゃったくらい。


それほど、目の覚めるような、この蔵の空間にぴったりとあった香り!

すると、ようこさんが「あ、お香です!グレープフルーツの香りです
午前中は、白檀で今替えたんです」って!!


なんて、すてきなお心遣い。
おもわず「いい香り!痩せそー」←この感想が突拍子もないとIさんに笑われた
しかし、会場内にいた多くの女性が
「え?やせそう?」「なになになに!」っって
食いつくとこ、ちがうでしょ〜〜(爆)

お香は、会場である「長門屋」さんで販売しているものなんです。
帰りに買ってかえろう!と思っていたら・・

なんと、売り切れに(が〜ん)
長門屋」さんにはね、仏壇仏具以外にも、季節にあった
すてきな物があるんですよ。


さて、さて、本題だ!

午後の「おつきゆきえ」さんの「宮沢賢治朗読会」はじまりますよ!

なんとゆきえさんは、お着物にお召し替えで登場!すてき〜〜。
ますます、気分も盛り上がります。

最初はいつも、
注文の多い料理店「序」ではじまります。

今回は
「どんぐりと山猫」

「おきなぐさ」

「紫紺染めについて」

でした。

ゆきえさんの朗読は、一枚の絵を見ている・・とかではなく
いまこの場所が「賢治」の作り出した、「賢治」が感じた、
「賢治」の生きていた時代の、あの岩手の自然の中にいる様な
錯覚というか、気持ちになれるんです。

1つの朗読が終わると、ふと我に帰り「あ、ここは蔵の中だ」って
気付くというか・・


ゆきえさんの朗読の素晴らしさはもとより
聞きにきてくださった参加者のみなさんが
とってもいい「聞き手」で、
そして、このひなた蔵のもつ、独特の時間が
混ざりあい、本当に一体となったいい会になりました。

ありがとうございました。

そして、みんなさんが「あっという間の時間でした〜〜」と
余韻を楽しんでくださってる中

今回は、スイーツ・お茶つきですので・・

バナナケーキ
キャラメルナッツクッキー
三年番茶

をお出ししました。

でね、すごいのは、お菓子ではなく
この「お盆」は漆のお盆で、お皿も季節に合わせ「牡丹」のお皿・・

これは、ひなた蔵さんがかしてくださった、本当にいいもの!なんですよ〜。

みなさん、ちゃんと茶器まで楽しんでいただけましたか?

そうこうしているうちに、4時頃には終了いたしました。

本当にすてきな会になって、良かったです。
おつきさんの魅力に、参加者のみなさんすっかりやられちゃって(笑)
また聞きたい!、今度はいつ?と
言っていただけて、主催者冥利につきました。

また、おつきさんは3日間の縦断ツアー、大変なスケジュールだったと思います。
どの会場でも「情熱」の朗読家は、
命かけて「朗読」してくださるんですよ!とってもお疲れになったのでは・・
心配です。

懲りずに、是非また山形にお招きしますので、いらしてください。

本当に、皆様ありがとうございました。

来年もやります!

是非、みなさんいらしてくださいね!