おつきゆきえさん朗読会報告2

6月7日〜9日の三日間、
夢の山形縦断ツアー「おつき ゆきえ」さんの朗読会

いよいよ9日!最終日は私の担当。

場所は、山形市七日町にある長門屋さんの「ひなた蔵」

朝、8時着で準備を・・

とっても気持ちのいい天気で、ひなた蔵のもつ
凛とした空気感、静寂、その中にある安心感・・

こんな素敵な場所をおかりして、おつきさんの朗読が聞けるなんて!!わくわくだ〜〜

いつも一緒にやっている「小さなおもちゃばこの会」のメンバーもつぎつぎ到着。
みなさん、いつもありがと〜〜。

さて、午前中は
「大人のための絵本の会」

参加者は41名

ありがとうございます。

さて、「大人のための絵本の会」ってなに?って思われる方もいるはず。

そうです!あくまでも「大人のため」の会なんであります。

おつきさんも、始まる前に「大人のためってなに?って思ってらっしゃる方も
いらっしゃると思います。どうか、童心にかえってとか子どもの心でではなく
大人として聞いてくださいね

ここ、ポイントです!

絵本て、字の読めない子どものものでしょ?とか
幼稚な本、
子どものための本
と、思われがちです。

でもね、違うんです!

絵本は、文と絵で出来ています。

でもそれは、文で表せないことが絵で表してあったり
「絵」がとっても重要な役割をしているんです。
だって「絵本」なんですから。

そして、経験を積んできた大人だからこそ分かる、感じる部分がたくさんあるんです!

さあ、それには!!「柔らかな心と、柔らかな身体」で聞くのが一番!
構えすぎてはいけませんよ。

ってわけで、最初の1冊目はこれだ〜〜!!
もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)
はっきり言います!
はじめて、おつきさんにこの本を読んでもらうと
かなりの衝撃です(笑)
いや、ほんと。

ああ、いいんだ!自由に読んで!って感じ。

ゆきえさんが、
テキスト(字)と絵の間の解け合った
その雰囲気を読んで行きます!とおっしゃるのを
みんなで衝撃の体験をする訳です。
いや〜〜、自由だわ。

2冊目は
ロバのシルベスターとまほうの小石 (児童図書館・絵本の部屋)

イリアム・スタイグの
「ロバのシルベスターとまほうの小石」でした。

今回のメインは、この本でした。

今度は、雰囲気をよむのではなく
解説付きで、読み語りは進みます。


みんなね、会場にいる人は見た事あるか、持ってる人が多かったはず。


でも、いい本だとは思っていたけど、
そんないい本だったんだ〜〜!
そんなに、深い意味があったのね〜〜!と
涙が出ました。

10年、山形でおつきさんの会を開催している
今回の元締めTさんが
「今まで聞いた中で、今回が一番よかった!」とおっしゃってました。

気持ちのいい場所と、いい語り手と、いい聞き手があつまった相乗効果だったと思います。

そして、3冊目
おんぶはこりごり
「おんぶはこりごり」


この表紙を見て!
おんぶしてるのは、暗い顔をしてるお母さん
おぶさっているのは、にこにこ顔のお父さんと2人の息子!!

どんな話しか、想像出来ます??

多分、ご想像どうりです。
でも、ゆきえさんに読んでもらわなかったら、出会えない本だった気がしました。

みんなね、「うちかえって旦那に読まなくっちゃ!」っていってました(笑)

そして、
おじいちゃんがおばけになったわけ

「おじいちゃんがおばけになったわけ」

これも、しっとりいいお話です。

それから、

「きみにしつもん」

最後は、2編の詩をプレゼントしていただき
終わりました。

それにしても、あっという間の1時間半。
そして、ほ〜〜っとため息がでるくらい贅沢な時間を味わいました。

ご参加くださったみなさん!
ありがとうございました。

で、ブログは午後に続きます〜〜