読み語り、1年生

何を勘違いしてのか、先週行ったのは「2年生」でした。書き間違え。


でも、今朝もすっかり「今週は2年生」と思っていて
行きがけにきがついた!
今週は、正真正銘の「1年生」に行って来ました。


早めに行ったのに、もう既にみんな待っててくれて、うれしい!

1冊目は

おとなりさん
 作・きしら まゆこ 絵・高畠 純


森の奥に、2けんの家がありました。
赤い屋根の家には、にわとりがすんでいました。
もう1軒は空き家です。


にわとりは、1人できままに楽しく住んでいましたが・・
ある日、お隣に「誰か」が引っ越してきましたよ。

でも、なかなかおとなりさんに会うことができません。
仲良くなりたいのに〜〜。

さて、誰が引っ越して来たんでしょうか?


中学生に読んでも、小学1年生に読んでも、ウケます。
ほのぼのとぼけた高畠 純さんの絵が、内容にぴったり。


2冊目は

大好きなセンダック
「まよなかのだいどころ」


センダックの絵ってなんでこんなに素敵なの?


この本の絵の台所の様子が、すっごくおしゃれ。
台所用品のロゴがちゃんと日本語になってるのは
誰が直したんでしょうか?(勉強不足ですいません)

雰囲気がぴったり。

子どもって、すっとこの不思議なお話のなかに
入れるから、すごいよね。

3冊目は

「ちょっとまって」

岸田 今日子 さく 佐野 洋子 え



岸田今日子さんが、自分の娘さん「まゆさん」に
してあげたお話に、佐野洋子さんが絵を付けた
素敵な1冊。


ねずみの「シムくん」はとっても忘れん坊。


お母さんから、シムくんはまゆさんのお家に
「お誕生会に来てください」ってお使いを頼まれたの。
忘れないように、「お誕生会の”お”はオレンジ色の”お”よ」と
オレンジのリボンを首に結んでもらいます。

さて、出かけるとつぎつぎに知り合いに出会い
「まゆさんに伝えて!」と
いろいろな色のリボンを結ばれちゃいます。

さてさて、シムくんはご用を忘れずにまゆさんに伝えられるかな?


岸田今日子さんが、実際に娘さんにしてあげたお話で
なんだか、そっとよそのお家をのぞいているような気持ちになって
まゆさんって、幸せだな〜とこっちまでうれしくなる感じ。


記憶違いかもしれないけど昔読んだ
子供にしてあげたお話 してあげなかったお話
「子どもにしてあげたお話、してあげなかったお話し」の中に
入っていたような・・(違ってたらごめんなさい)
本箱の奥にあるはずなんだけど。



実際に子どもが大切にしているぬいぐるみやおもちゃの
「お話し」を寝る前にすることってありますよね。

うちの場合は、長男は「トーマス」とか電車の出てくる話し。
もちろん主人公は長男で、たわいない短い話でも
すごく喜んでた。


次男は、小さい頃とにかくロボットが好きで
「夜中、コンコンと窓を叩く音がしました、カーテンを開けると
そこにはガンダムがいました。さあ、ぼくのお乗りなさい」
なんて、話しだすと偉いこと喜んでました。(笑)