1年生読み語り

金曜日の朝、久々に一年生に「読み語り」に行って来ました〜。

先週は、突然前日にお願いされ、1年生にIさん2年生に私が行きましたが
夏休み明け、すぐに運動会があり、子ども達もお疲れモードというか
ちょっとにぎやかになっていて、Iさんが「本の選び方がよくなかったかも」と
反省していた。
ちょっと、しずかでしっとり聞くような絵本だったので。

なので、今回はたのしく一緒に盛り上がりつつ、子どもの興味が
ぐっとくるような絵本を!ってことで


サトシンさんの、「うんこ」から。

でも、実際は持っていった本4冊見せて、「どれから読む?」と聞いたら
結構意見がわかれたけど、「うんこ」からになりました。

先週、ハイテンションだったと聞いていたからどうなるかな?と
思っていたけど、へんに「うんこ」に反応してふざける様子もなく
「くっさーい!」の台詞は、ページをめくる前から予想できるので
声を揃えて言ったましたよ。
くすくす笑いながらね。


そして、「よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったはなし」
ほんとに好きですね。

よしおくんのこぼした牛乳が、部屋にあふれて、海になっても
ぜんぜん違和感なくすんなり受け入れてる。
「わ〜〜大変!」てな感じで。
「オレ、牛乳すきだから泳ぎたい」とか「パンが流された〜〜、あ、でも食べられてよかった」とか
絵が、今風で可愛いです。

すごく集中してましたよ。

そして、なんとまさかの

3匹のヤギのがらがらどん

子どもたちが、保育園時代にどれくらい絵本を読んでもらっていたか
わからないけど、経験値が低いと
楽しめる絵本のスタートラインが違う。

「がらがらどん」はさすがに、保育園で1度は読んでもらってるはず。
3、4歳児の定番中の定番だろう。


1年生にみせると、たいてい「保育園にあった〜」「読んで〜〜」という。
懐かしむ気持ち。

でもね、実際に読むと「なつかしい」より、純粋におはなしを楽しんでいる。


だれだ〜〜オレ様の橋をガタピシさせるのは!」の台詞、
とにかく私は声が大きい(笑)
読む人によって、感じ方が全然違うと思う。
子どもたちも「わ〜〜、びっくりした〜〜」だって。

本の後ろに「4歳くらいから」って書いてあるからって
「うちに子は7歳だから、幼い本ね、やめよう」と思うのは、ちょっと待って!と
言う事だと思う。
あそれはあくまでも目安。
実際に読んでみて、小さい子向けになっていても、しっかりした絵本なら
大きくな子でも、大人でも楽しめる本はたくさんあるし、
うちの子にはよくても、となりの子には受けなかった、とかもある。

本を選ぶ大人のかんを働かせないと。
つまりは、経験値をお互いにあげていく事が大切なんだと思う。

最後に
3参加型の代表みたいなこの絵本

「ねえ、どれがいい?」
これ、真剣に悩みますよ!


さらさら読んでいってしまうより、みんなに「どれがいいかちゃんと考えてよ!」っていいながら
「これがいい人!」と手を挙げてもらったりしてすすめます。
つい、「おれ、これ!」「やっぱこれ」「だって〜〜」と
盛り上がって勝手にぺらぺらしゃべり出す子もいますが
時には意見を聞きながらも、あんまり勝手にしゃべるときは
「どれか1個に手を挙げてよ!、だから真剣にだまって考えてよ!」と声をかける。


すご〜く楽しかった。