再度、お願いします。

被災地に「本をとどける」この支援活動ですが
被災地との連絡やボランティアの方々の状況で、日々変化もしています。


実際に個人で送る先が、善意でたくさんの本が一度に集まって
それを置く場所や、仕分けする人が足りないなどで
一時ストップになったり、
また、岩手が一時ストップしている事で、仙台の方も急に増えたりで
仕分けに労力がかかったりしているようです。

なので、もう一度今の時点で確認すると・・


個人で今、本をおくりたいと考えている方は、
山形県内や、山形近県のかたは、どうぞうちに送ってくださって結構です。
今から、町内の小中学校にも声をかける予定ですので
4月月末まで、送ってくださるか、持って来てください。


それから、ご自分のサークルや、文庫で取りまとめて送ってくださる方は
まとまった時点で、連絡をくだされば、その時現在どこにおくったらよいか
杉山亮さんの方に連絡をしてお聞きします。


荷物を置いておく場所がないなどお困りの事があれば、
お預かりする事もできます。
その時は、「赤ちゃん絵本・絵本・児童書・コミック」に分けて
箱に入れて、箱に「赤ちゃん絵本何冊」など分かるように書いて頂けると
助かります。

どこに送るにしても、そのように仕分けしてくださるといいと思います。

現地で、実際に子ども達や、避難所に運んでくださる方々の
労力をすこしてでも、こちらで減らせたらと思います。



さて、本をとどける活動にもいくつもやり方があります。


今すぐ必要なものと、もう少し後からでも確実に必要になるもの、
に分けて考えるとわかりやすいですよね。


今、避難所で不安やストレスのなかで生活している方々を考えると
小さなお子さんを抱えたお母さん達には
今すぐにでも、今まで読んでいただろう「赤ちゃん絵本」が
本当にすぐ必要な気がします。

今まで読んで貰っていたお気に入りの絵本がきたら
きっと、小さな子も少しは安心した気持ちがもてるかも。

子どもが笑ってくれたら、きっとお母さんたちも少しは心も軽くなるのでは?


あと、子ども達に届けたい本も
今すぐだったら、簡単に読めるもの、なじみのあるものが喜ばれると思う。
そういう点では、「コミック」も必要です。
ドラえもん」とかね、どこから読んでも、何巻から読んでも大丈夫だし。
全巻そろってる物など、避難所にまとめて置けたら喜ばれそう。


児童書も、「ゾロリ」などいいですよね。
図書の先生にお聞きすると、多くの子どもに楽しまれていた事がわかります。
杉山亮さん(ご自分ではおっしゃらないけど)の
「名探偵シリーズ」もいいと思います。
どの巻から読んでもいいしね。


なぞなぞの本、ことばあそびの本、迷路など
みんなでわいわい出来る本は、早く手渡してあげたいもの。


さて、もう一つはじっくり取り組む活動として
児童館や、図書館、保育園で本が全て無くなってしまった!といところが
たくさんあるはずです。
そこが、今後再建して行く上で、たくさんの本が必要となります。

また、仮設住宅がもっと増えて来た時、そこに置かせてもらう本も
あった方がいいし。


その場合は、最初に考えていた「良い本」が必要となります。
今、すぐ読む気にはなれないちょっと難しそうな児童書も
ゆくゆくは必要になるでしょう。


子どもたちも、全員が皆以前から「読書好き」だったとは限りません。


だから、いろんな本があった方がいいです。

図鑑もあった方がいいし、コミックもあったほうがいい。


それから、杉山さんの日記にもありましたが
「キンダーブック」などは、
今手に届いたら、切ったり折ったりできて、気持ちが楽しくなりそう、
消耗出来る本(月刊誌)ですよね。
(ただし、既に切り抜いたり、破れたりしていないものをお願いします)


現在、集められてている本をそんな気持ちで、仕分けして現地と連絡をとって
送る、それがいまできる事だと思っています。


という事で、まだまだ本を受け付けています。

以前の日記に、こちらの住所も書いてありますので
一度連絡をしてください。受け付けています。
よろしくお願いいたします。




さて、一緒に活動しているIさんが、
「ねえ、ねえ!いい事思いついた!」と。
「杉山さんのおはなし迷路ポスター、いいと思わない?」って。

そうだよ、忘れてた。
避難所に貼ってもらったら、多くの子が(大人も)楽しめるかも。
ナイスIさん。

杉山さんのおはなし迷路ポスター、随分うちでもお世話になりました。
これです、これ。

しらゆきひめ、の話なんだけど、スタートから進んで行くと???
あはは、何の話し??って行き止まりになっちゃう。
それが、とってもおかしいの。
こっちは、赤ずきんちゃんのアップ

これ、トイレに貼ったりすると、子どもがなかなか出てこなくなっちゃます。
それくらい、楽しい。

子どもが小学生の頃、夏休みいとこ達と頭をつき合わせて
「ぎゃはは〜」と笑ってよく遊びました。
これね、正解して迷路を進むより、間違えた道に行く方がおもしろいの。
っていう、へんなおかしさの迷路です。


うちにもあった、あった。ありました。
次回いっしょに送りましょう。

ちなみに、知らなかった人、杉山さんのHPで全種類わかりますよ。