読み聞かせ 1年生へ

今朝は、1年生に読み聞かせに行ってきました。

お話し好きの1年生。

 

なにか楽しくって、聞き応えのある話しを選びたいな・・と思って

 

1冊目は

これ!

 

「こぐまの くまくん」

E・H・ミナリック ぶん

モリーリス・センダック え

まつおか きょうこ やく

福音館書店 

 

この本の中の、1つ目のおはなし

「くまくんと けがわのマント」を読みました。

 

この本を学校で読むのは、本当に久しぶりで

手帳をしらべたら・・2007年の3月に1年生に読んでいたきり・・

 

13年前と、今の子どもって反応はどうなんだろう??

 

と思いましたが・・子どもの本質がたった13年で変わるわけもなく

とってもよく聞いてくれました。

 

「はじめてよむどうわ」シリーズで、全5巻です

 

このくまのおかあさんは、本当に素敵!!

やさしくって、落ち着いていて、愛情深くて・・そして、

ちいさなくまくんの行動を、いつも温かい目でみています。

1巻にはお母さんしかでてこないけど

おとうさんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも

みんな、くまくんにたくさんの愛情をかけてます。

読んでいるだけで、幸せになれる、

子どもも安心できる1冊・・だと思います。

 

子どもが、繰り返しの部分でもクスクス笑ってくれて

最後のおかあさんの言葉と、くまくんの様子に

ケラケラ笑ってくれて、わたしもとっても幸せに気持ちに。

 

次の本を読もうとしたら

「もっと、お話しあるじゃん」「他のも読んで〜〜」との声が。

どうしようかな?と思ったら半々くらいで

「次の読んで」もあったので・・

「図書室にあるから、のこりはお母さんに読んでもらってね」といって

2冊目へ

 

 

王さまと九人のきょうだい

 

君島 久子 訳  赤羽 末吉 絵

 

この時期の1年生か2年生で必ず誰かが読むようにしている1冊です

 

子どもたちは、とっても好きでよく聞いてくれます。

 

9人の兄弟のなまえは

「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいいっぱい」

「ぶってくれ」「ながすね」「きってくれ」

「あつがりや」「さむがりや」「みずくぐり」です。

 

中国のお話しは、王様が横暴で、やり方がとにかく「乱暴」な感じ

ですよね・・ほんとに。

 

子どもたちは、名前をちゃんと覚えていて

「次は、きってくてだよ!」「あつがりやがくるよね」とか

囁きあって聞いていました。

 

王様をやっつけて「ほっと」した様子。

 

読み終わったら、前に座っていた女の子が

「おもしろかった〜〜〜」と言ってくれ

「すごいよね、この3人きょうだい」っていったので

ちょっと笑っちゃったけど(単なるまちがえ)

「あ、9人きょうだいね」って言ったら

自分でも笑ってた。

でも「すごいよね〜〜」って言ってくれてよかった。

 

今年度、1年生に来るのは最後。

お話し聞いてくれて、ありがとう。

 

あんまり楽しい気持ちになったので

家に帰って、くまくんシリーズを出してみた。

 

うちにあったのは、2冊。(あと2冊・・買わなかったのかな・・あったはずだけど)

 

家の中で立ち読み(座ればいいものを)

 

やっぱり、お父さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもとってもいい!!

くまくんは、本当に愛されて育っています。

 

4歳くらいから小学校低学年のお子さんに

寝る前に読むのに、とってもいいと思います。

落ち着いて安心して眠れるお話しだよ。

 

絵が素敵!なはずですよ、センダックですもの

いい言葉のはず!松岡享子さん訳ですもの〜〜〜