カンボジアへ その4

さて、早朝4時半起床で、ロビーに集合。

 

バスで、数分送ってもらって・・

アンコールワットのお堀につく。まだ、夜は明けてない。

懐中電灯で、足元を照らしながら、堀にかかった浮き橋を渡る。

いま、本当の橋は修理中で、たくさんの人が歩くとボヨンボヨンと揺れる

仮説の橋を渡る。

 

だんだん、明るくなってきた・・

 

門をくぐって、前方に一生に一度は見たかった

アンコールワット」の姿が。

 

建物の後ろから、朝日が昇る

建物が、西向きだからね。

 

 

たくさんの観光客が、みんなシャッターチャンスを待って

空を見ていた。

天気が良くて、よかった〜。

ゆっくりと太陽が登り、建物の姿がくっきり見え、

神々しかった。

ああ、アンコールワットに来たんだな〜と実感。

 

さて、日が昇ったら、ホテルに帰って朝ごはん。

そして、1日観光!!

ホテルのバイキングだけど、毎日「フォー」を食べてた。

おいしかった〜。次の日に食べた、ひらひら太麺の

「フォー」が一番気に入りました。

どこかで売ってるかな

 

午前中は、まず「アンコールトム」に行きました。

南大門の橋には、神様と悪魔が蛇をつなにして「綱引き」をしている

石像がならんでました。

顔とか、あちこち壊れちゃってるんだけど・・

 

「クメールの微笑」と言われる、四面仏塔

 

バイヨン

この建物の特徴をパレットさんが教えてくれました。

最初は「ヒンズー教」の建物だったけど

その後の王様は「仏教」だったので

壊さず、宗教で喧嘩をしないように、元あった建物に

「仏教」の石像を足していった・・そうです。

「頭のいい王様」だったって。

 

アンコールワットとの違いは、「アンコールトム」は、人々が

生活していた場所だったこと。

 

中のレリーフアンコールワットのとは違い

その時の生活、戦争で勝った様子などが掘られていました。

デザインも可愛い!

 

パレットさんのお話がとっても面白くて

その時代の暮らしの様子が、生き生きと動き出したように感じましたよ。

回廊が、絵巻物語になっていた。

クメール人は、その時文字を持たなかったので

こうして、掘り残したそうです。

どの時代のどの国の人も「物語」を持ち、大切にし、必要としていたんだね

「物語」の力はすごいね。

 

その後は、象のテラスへ

広かった。

 

その隣にあるのは「ライ王のテラス」

カンボジアのガイドさんから

三島由紀夫が書いた戯曲で有名な、ライ王のテラスです」と

習う・・知らなかった・・なんか恥ずかしい。

 

 

その後、車でいどうして

「タ・プローム」へ

 

寺院に巨大な樹木が絡み付いていて、それがかえって

壊されなかった理由になったとか。

でも、この木、中が空洞であまり燃えもせず役に立たない

大木だとか・・

でも、いまではこの大木に寺院自体が押しつづされそうになっている

 

 

そのあと、

バンテアイ・スレイへ

「東洋のモナリザ」と言われている

テヴァダー象を見に。

細かい綺麗な模様が彫られている

 

柱の両側に彫られている

向かって右側の象が「東洋のモナリザ」と呼ばれているんですって。

小さくて、顔までよく見えなかった・・

 

 

この日は、38度くらいあって、

みんな汗だく!1年分汗かいた〜〜。

 

歩くこと・・この時点で17000歩!!

 

遅い昼を食べて・・

西日がきれいにあたる、アンコールワット

しかし!!なんとここでスマホの電池がほぼ0!!

充電器持ってこなかったよ〜〜。

信じられない!!

 

夫に「写真撮っておいて」と何度も念をおして嫌がられる(笑)

朝とは違う景色のよう

 

さあ、中へ

回廊には、ながいながいレリーフが・・すごい、すごい長さ。

 

アンコールトムとはちがい、「神話」「伝説」が彫られていた。

その話も面白かった。

 

石で出来た寺院。

川から運んで、「ピラミッド」と同じような方法で

積み上げられたらしい。

こんな技術はあったんだね・・

階段が、すごい急!

毎日登る階段ではなく「神事」を行う時だけ

王様が登ったそうです。

でも、王様が一人で登ったのではなく

お付きのものは大変だったのでは・・と

パレットさんが言っていたけど・・

本当に、どうやって登ったり降りたりしてたんでしょう

 

 

帰りは、夕暮れになりそうな時間に

アンコールワットを後にしました。

 

一日で、2万歩歩きましたよ〜。

大満足の一日でした。

 

は〜〜、よく眠れそ〜〜。