読み聞かせ3年生と1年生

昨日は、読み聞かせの日でした。

 

先週も行ったので、その記録から。

 

先週は、3年生!

 

1冊目は

「だって だってのおばあちゃん」

作・絵 さの ようこ

 

 

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 大好きなさのようこさんの、絵本。

 

この本出したら、なんと2年生の教科書に出ていたとか・・

でも、「よんで、よんで〜」と言ってくれたので

読み出しました。

 

あとできたら、教材としてではなく、「本の紹介」だたたのでは?

と、図書の司書さんが教えてくれましたが・・

 

本を見せたら「あ!いいわけばっかりしてる、ばあさんだ!」と

言った男の子がいて

「おいおいおい」と心の中で突っ込みをいれたけど

まあね「だって」って言うんだもん、そうだよね。

 

おばあさんは、98歳!

99歳の誕生日に自分でケーキを焼いて(とっても上手に)

一緒に住んでる猫に、ろうそくを99本買ってきてと頼みます。

 

猫は張り切って買い物に行ったんだけど、

帰り道であんまり急いで、川の中にろうそくを落としてしまいました。

泣きながら帰ってきた猫の手には5本のろうそく

 

おばあさんは、がっかりしたけど

「ないよりはましさ」と言って、ケーキに5本のろうそくを立てて

お祝いしましたよ。

 

ねこに言われて、ろうそくの数を数をかぞえると

「1つ、2つ 3つ4つ5つ」

「1さい、2さい、3さい、4さい、5さい!」

「わたし5さいになったのよ!」とおばあさん

 

さあ、次の日から、おばあさんの生活はいっぺんします!

 

いつもは、ねこに魚釣りにさそわれても

「わたしはもう、98さいだもの・・」と断っていましたが

「わたしはもう、5さいだもの・・あら、5さいだから一緒に行くわ!」ってね。

 

99さいのおばあさんが、5さいになって感じたことは

なんだったでしょう・・

とっても素敵なおばあさん。

わたしも、こんな気持ちで暮らしたいな〜〜と読みながら思ったけど。

子どもたちは、どう感じたのかな?

 

「元気になったね、おばあさん」

「ねこと一緒にいいな〜」

「おばあさん、魚つり、本当にじょうずだね」とか言っていましたよ。

 

2冊目は

 

「うまかたやまんば」

おざわとしお 再話  赤羽末吉 画 

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この話は・・こわいよね・・

 

突然現れた山姥がすごい顔して、恐ろしい声で

「魚を置いていて〜」って言うんだけど、

 

食われては大変と、うまかたが、荷をぶんなげても

ばりばりくって、またすぐに追いかけてきて

 

「馬のあし、いっぽんおいてけ〜」って!!

 

え〜〜?って思うけど、うまかたは

馬の1っぽんぶった切って、なげるんですよ・・

 

この辺、頭の中でどんな風にみんな再生されてるんだろうか?

こわいよね・・

 

結局、馬は丸頃食われてしまい、

命からがらにげたうまかたが、かくれたのは

なんと「やまんばの小屋」だった!!

 

子ども達は「え〜〜〜?!」「大変!」とびっくり顔。(←かわいいよね)

 

そのあと、梁に登った馬方が

やまんばに仕返しをして、最後は・・

めでたし、めでたし。

 

なんだけど・・

やまんばをころしてしまいましたとさ

って言ったら、こういうちゃんとした昔話を聞き慣れていないのか

「え〜〜??」ってびっくりした子も。

 

昔話だからこそのこの、終わりかたがいいとおもうよ。

こんで えんつこ もんつこ さけた。

 

 

すごく、怖がって集中して聞いてくれました!

読んでて、わたしも楽しかった!!

 

 

さて10月5日金曜日は

 

1年生へ!

 

先週からのリクエストで、

てあそび「ブラックさんとブラウンさん」

この前もしたのにね〜〜、「やって、やって〜」って本当嬉しくなるよ〜。

 

1冊目は

 

「タンゲくん」

 片山 健

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ある日ふらっと家に入ってきた

片目をけがしている

立派なトラ猫

 

「ご飯を食べていた「わたし」の膝に

あたりまえのようにすわると、おとうさんも

おかあさんも何も言いませんでした。」

 

 

その日から、タンゲくんは、わたしの家の猫になったんだけど

昼間はなにをしているかわからないの。

女の子は、タンゲくんがどうしているか

いろい心配をしてしまうけど・・

 

夜になると、やっぱりちゃんと

わたしの家に帰ってきて、わたしの上にのかって眠るんだよ。

 

この家のいおとうさんと、おかあさんほんと、素敵!

そして、女の子がとってもタンゲくんに優しい気持ちで

接していて、いい家庭なんだな〜と思う。

 

読んでいたら、「いいな〜、おれもねこ飼いたい」

「わ〜〜、よかったね〜」とか

声が聞こえました。

 

2冊目は

 

「だごだご ころころ」

 

石黒 涛子・梶山敏夫 再話

梶山俊夫 絵

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こちらも、わたしの秋の定番

1、2年生のどちらかで、必ず読んでいます。

 

再話の石黒涛子さんは、「富山の昔話」という本を

かいていらっしゃるので、これも富山のお話なのかな。

 

おばあさんが助けた赤とんぼが

今度はおばあさんを助けてくれるんだけど

 

赤とんぼの言葉が、方言でとってもかわいく感じます。

 

大好きな1冊。

 

子どもたちも、よく聞いてくれました。

 

本日は、これでおしまい〜。