子どもミューアジアム報告「世界の衣装」

子どもミュージアムの報告その2

 

それは、念願だった「世界の衣装」です!!

 

町田さんが持ってきてくれた「世界の衣装」

 

まずは、こんな感じで飾ってみましたよ〜。

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さて、「世界の衣装」のワークショップとは??何をしたかと言いますと・・

みなさん、「え?なにすんの?」って思っていたことと思います。私もです・・

 

町田さんが、まず取り出したりまするは・・一枚の布!!

この薄い大きな布はなんだと思いますか??

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これって、「インドの女性用民族衣装のサリー」なんですよ。

 

この一枚の布を・・体に巻くと・・あら素敵!!

ドレスに早変わり!

って、「男だけど、着てみますね」(笑)

町田さんが実演してくれました。

 

 

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ほうほう、とみんな見つめていますね〜

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巻き方にもコツがあったり、工夫があって、

その人らしさが出るようですよ。

ひとのサイズに合わせた服を作るのではなく。

昔の多くの国では、服の(布)の大きは同じで、

人が自分のからだに合わせていたそうです。

 

ターバンの巻き方も教えてもらいました!

「これ、ほんとはターバンじゃないんやけど」と(^_^;)

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そこで、問題です。

インドのサリーやターバンは、なぜこんな形で、こんなに薄い布なんでしょか??

 

それは・・

 

「暑い国」だからです!(子どもたち大正解でしたよ!

 

ひとは、暑さをしのいだり、寒さをしのぐために

その国にあった素材で服を作りました!!

 

さて、じゃあ、服は何でできていますか??

 

答えは「布」

 

では、布は何でできていますか?

 

答えは「繊維」「糸」「毛糸」などの答えがでましたよ!

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それを、縦糸と、横糸という組み合わせで、人々は「布」を織りました。

 

ては!

その糸は何から出来ているでしょうか?

 

さて、難しくなってきたよー。

1回目のときに、

小学生がら「かいこ」と答えが出ました。

素晴らしい!

町田さんも「よく知ってるねー、」と大拍手。

 

ヒントは

「ほわ、ほわ、ほわ」としているもの

 

そこから

「動物の毛」「草」などの答えが。

正解ですねー!!

 

そして、こんなのを見せてくれました。

子羊1等分の羊毛!

あ、刈った羊毛ではなく、羊の皮がごと!(そんなのあるんだね〜)

 

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みんな、触らせてもらいました!

 

それから、色んな種類の羊毛も、見せてくれました。

袋から出して、硬さや匂意など確かめてみました。

「う。これ、くさいー」とか(笑)

「やわらかーい」とか声が上がります

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その後、世界各他で、離れた場所でも

なぜか、女の人はスカート、男の人はズボン

という形がほぼ同じ。

 

柄は。花が多く、その地に咲いている花なので、南国は大きい花模様、寒い国は小さな花模様・・・

 

実際に見てそんな話を聞くと、

あーほんとだ!なんか、世界は広いのに、

同じような模様や形があって、不思議ー!

を、体験できました。

 

また、布を織るのは大変な仕事です。

なので、たくさんの服を持っていなかったとのこと。

とくに「民族衣装」は正式な場所や時に着るものなので、何代にも渡って、着られるように

 

「刺繍」をして、布を強くしていた

との事です。たしかにね!

 

その「刺繍」にも、意味があります。

魔よけであったり、繕われていたり

また部族の印とし、遠くからでもどの部族かわかるため!!

 

そして!その、織物や刺繍が出来て初めての1人の女性として「結婚」できた!んたって。

 

会場の女性から

「えーーーーー!」(笑)

「無理 無理 無理」(笑)

でも。日本でもそうだったんじゃない?昔はね。

 

など、その他にも色々な国の衣装の話をしてくれました。

 

ね、「子どもミュージアムぽい」でしょ。

 

その後は、布を織るワークショップと、衣装を実際来てみることができました。

 

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世界の衣装を着られるなんて、滅多に無いものね。みんな、大喜び!!

一変してコスプレ会場に!!

 

ワークショップの方も、みんな、無言で

一生懸命織ってましたよー。

 

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このワークショップは、午前1回、

午後からも1回してもらいました。

 

町田さんお疲れさま!

しかも!!

スタッフも見られなかったからと、

ミュージアム終了、片付け後に

スタッフにもやってくれたんです。

 

すごいサービスでした。スタッフも

見てよかったー!ありがとう!と

盛り上がりました。

 

子どもミュージアムとは、ただの遊び場所ではなく、

三本の柱があり

「自然、科学を学ぼう」

「世界を知ろう」

「生活を楽しもうから成り立っています。

 

なので、遊びのコーチがいたり、たくさんのワークショップがあるんです。

 

子どもが自ら、興味を持ったものを触ったり、試したり、遊んで学べる、

ミュージアム!!なんですよー。

 

 

な、長くなりました、ので、つづくー。