1月の読み語り 2年生へ

今週は、2年生へ行きました。

2年生は特に「お話大好き」って気持ちが
すごく伝わってくるので、読む方もとっても楽しみ。


今日の1冊目は・・


 
「きょうは なんのひ?」

瀬田貞二 作 / 林 明子 絵

ちょうど、2、3年生くらいの子にぴたりなお話。

林明子さんの「絵」の中には、ヒントや物語が
隠れていて、それを探すのがとっても楽しい。


お父さんとお母さんの言葉使いが、とっても丁寧。
子ども達には馴染みのない表現もでてきて
そてもまた、いい刺激かな。

いったい、何の日だったのかな〜〜?

子供達は、「誕生日だよ」「う〜ん、なにかな?」って
わくわく。

じっくり絵を見ながら進めました。

とっても暖かい気持ちになりました。


この本を選んだ時、2年生のAちゃんの顔が浮かんで
「A ちゃん、きっと好きそう!」って思ったんだけど

本を出したたら、みんな知らなかったけどAちゃんだけ
「知ってる〜〜、その本、持ってるよ」
「すごく好きな本!」

そうしたら、みんなが「Aちゃん、知ってても言わないで!」って。

Aちゃんも「うん、言わないよ、でもそれすごく面白いよ」だって。

Aちゃんのお家では、 A ちゃんが好きな絵本をちゃんと買ってあげてるんだな〜〜って
嬉しくなりました。

Aちゃん、ところどころ「必死で言わないように」頑張ってたよ。

2冊目は

「ゆうかんなアイリーン」

イリアム・スタイグ 作

雪の中を、病気のお母さんに変わって
お屋敷の奥様のところに、「ドレス」を届けることになった
アイリーン。

雪の中!風も強いし、日も暮れてきて・・・

この大変さは、山形に住みこの子達が一番よく知ってるかも。
(あ、今は車で移動だから・・)

どきどきしながら、よく聞いてくれました!

アイリーンは、本当にお母さん思いのゆうかんな女の子でした!

そして、それを一番よく知っているのは・・おかあさんでした。っていう最後が
またよかったな〜。

というわけで、今日はおしまい。