27年度、読み語りスタート

4月10日(金)から
小学校での「読み語り」が始まりました〜〜。

今年度は、異例の早さです。
なんてったって、入学してまだ3日目のピカピカの1年生ですもの。



スタートは、全学年で行なわれました。

私は、1、2年生合同を担当。

こんなチャンスをいただけて、すっごくうれしい!

初めて会った1年生に自己紹介をして・・・

まずはじめは、手遊び(と、書いてありますが短いお話しってかんじ)

「ブラックさんとブラウンさん」

東京子ども図書館の「おはなしのろうそく25」に入っていますよ。

指の動かし方も解説付き。

これ、本当に幼児から1、2、3年生くらいまでは、大好き!



2年の女の子達は、最初っから一緒に
手を動かして、楽しんでくれました。


1年生は、「ブラックさんが外に出るときは・・
戸を開けて、外に出て、戸を閉めます」の動きだけで

「すげ〜〜」ですって!(笑)可愛すぎる。


さて、ぐっと集中してくれたので
1冊目は・・・

「ちゃんとたべなさい」
ケス・グレイ/文 ニック・シャラット/絵 よしがみ きょうた/訳
小峰書店

2年前の、1、2年合同でスタートのときもこの本にしました。


みんな共感しちゃう部分が、大きいのでしょうね。


はじめは、「うん、うん」って感じなんだけど、
段々、「え〜〜!!」って感じと
なんといわれても「おまめ だいっきらい」と断固拒否する
女の子の絵に笑い声が・・


今年もとっても喜んでもらえました。

2冊目は・・

「ぐるんぱのようちえん」

西村みなみ さく 堀内誠一 え

こどものとも傑作集

大好きな1冊ですが読み語りを初めて13年、実は
今まで1回も読んだ事がありませんでした。


理由は・・・
絶対保育園で何度も、読んでもらっているから!と
思っていたので。


ところが、最近様子を見ていると・・

どうやら、私たちが「定番」と思っている絵本が読まれていないようなのです。


そこで、今回はこの本を読んでみました。

子どもたち・・「園にあったと思うけど,読んでもらった事ないよ」だって。

予想はあたってました。


ぐるんぱが張り切って仕事をしても
「ぞう」なので、何を作っても「大きすぎ」て失敗してしまう・・


しょんぼり、しょんぼり、行くぐるんぱに
12人も子どものいるお母さんが声をかけます。


ぐるんぱは、子どもの面倒をとっても上手に見てくれて大人気に!!

その時、聴いていて1年の男の子が

「ぐるんぱ、大活躍だね!」って言ってくれた。


「そうそう、そうなんだよねー」って心で答えたよ。

ぐるんぱは幼稚園を開くんだけど、みんないってみた〜い!って。
よかった、よかった。


そして、2分くらい余ったので・・
先生にお聞きして、おまけの1冊を・・

「ねずみくんのちょっき」

なかえよしえ・作 上野紀子・絵
ポプラ社



さすがに、これは知っていました。(ッホ)

(この本も、小学校で読むのは初めて)


「これ、おもしろいんだよ〜〜」「ね〜」って感じ。

そして、何度聴いても、知っていても面白いのが「絵本」なんですよね。


小学校に来て3日目、まだまだ「緊張」してるだろう1年生が
「保育園」にもあった「絵本」を
見ることで、少しでも「安心」してほしい・・と思って読みました。

正解だったみたいです。よかった、よかった。

来週から、金曜日にくるからね!と約束して、終了。


久々に、子どもと一緒にこんなに楽しい気分になれて
役得だな〜〜と、思いました。


今年、小学校では「読み語り」に力を入れてくださるそうで、
担任の先生、保護者のかたも、ちいきの「昔語り」の方々も
1年間、かなりの回数予定されています!


すごい、すごい!
わたしも、子ども達に喜んでもらえるよう、
良い本をえらんで、しっかり練習しなくちゃ!!