児童図書館研究会60周年記念大会へつづき

と、言う訳で
バス停で声をかけて、お友達になれたHさんと一緒に
会場へ。

まずは、「松岡享子さん」の記念講演です。

なんたって、松岡さんのお話しを聞きたかったんですよ!

場所を確保して、本販売コーナーへ。


松岡さんの本の他、今まではあまり手にとらなかった
「乳児サービス」とかを購入。


さて、松岡享子さんの演題は「こども・いのち・ことば」


松岡さんは本当に素敵な方ですよねー(ためいき)


松岡さんは「あちこちで話しているので、何度も聞いた方もいらっしゃるかとおもいますが」と
前置きをされましたが・・


松岡さんご自身が学生からどうやって「児童図書」に興味を持ち
この仕事についたか・・
50年前に就職した、「図書館」とはどんなものだった!!


そして、その事があったからこそ「松の実文庫」を開く事になった・・・と。


ちょうど、私が生まれた頃の話しで、
「え〜??」っと驚くばかり。


そうか、そのときに欧米に比べて日本の図書館は100年遅れていると言われていて
それが、50年経ったいまでも、
あまり変わらないような・・

日本は図書館の「人材を育てる」と言う事をしなかった事が、大きな問題だったと
おっしゃっていました。今はますます「非常勤」でなんとか
補っている状態ですものね


本当にそうだな・・と思うのは、私よりその会場にいた
大勢の司書さんたちだったでしょうね、みんな「うん、うん」と大きく
うなずしていました。(みなさん、本当にご苦労されているんでしょうね、
現場の人は、大変です!)


「本を読む」と言う事は、いったどういうことなのか??
という、私の中の問いに
すっきりとはっきりと、答えをもらったような、お話でした。


なぜ、本を読むのか、
なぜ、本を読んだ方がいいのか・・・


それは・・・


帰りに、今までの講演録であるこの本を
新幹線の中で読んできました。

こんな前から、おっしゃっていたんだな・・

7年前?かな、有楽町で「かつら文庫」50周年記念の
記念講演で、お聞きしていらいでしたが、
山口まで行った甲斐がありました。

こどもたちに「お話をする」「本を読む」ことが
どんなに大切か、再認識できました。