初夏のものがたりライブ 第2部

さて、さて、つかの間の休憩時間は
えみちゃんが実家にお土産に持って行く!という
追分だんごを買いに、私と、恵美ちゃんの長男くんと、うちの娘4人で

新宿西口をうろうろ・・迷う迷う
ちょっと、すごいおのぼりさんじゃん(笑)
無事、お団子買って、会場へ。


今回、私と恵美ちゃんはチケット発売日に購入したので
なんと、一番前の特等席!


長男君と、娘は、後から申し込んだので、それぞればらばら(笑)
小さい時は、そんなこと考えられなかったのに
大人になったのね〜〜。


そして2部も超満員で始まりました!

1番目は とらのこさん
今度は「七度狐」でした。
恨みを持った狐が、旅人を七度だますって、落語の話し。


1部と全然お話が違って、びっくり。
息ぴったりで、またまた引き込まれました!


2番手はこんどは 「藤田浩子さん」

そうそう、藤田さんお得意の、小道具をつかったお話しも
「ちょっと、宣伝させてくださいね〜〜」なんて言いながら見せていただいた!

巻き紙をくるくる開くと、道があって途中分かれ道!
「どっちに行く?」
舞台のスタッフが指で道を辿って行って上へ・・

「あら、上ね」っていって紙をまたするする開くと

「あら、お化け!残念!やり直し!」って
また道にもどるの。


そのね、言い方がね〜〜、実に普通に話している感じなのに
面白いんだよねー。
欲しくなって、休憩時間に買っちゃった!

で、お話は、
「うなぎのにおいでおにぎりをたべた旅人のはなし」

ふふふ、って笑いのはなしなんだけど、
と〜〜って、優しい語りくちなのに、な〜〜んかおかしい。
すごく、良かったです。


3番手はちゅうさんの「パントマイム」

ちゅうさんのパントマイム、ほんとにいいわ〜〜。
パントマイムなのにね、今回は「歌い」ながら「手品」

わたしは「替え歌」だけで、爆笑でした。

そして、前半とりは
杉山亮さんの「もぐら温泉」

これは、八ヶ岳シリーズなんだけど
しみじみとしたお話しです。

前回のぴょんぴょんのとき「初演」でお話ししてもらいました。


そして、休憩。

さてさて、後半は・・・杉山さんの独演会

プログラムをちょっと変更して
はじめは「子どもたちの笑い話、その2」

なぜ、ちょっと昔のこどもたちの「笑い話」を残して行こうと思ったかを
お話してくれて、納得。

「誰かを笑わせよう」と思って作ったはなしと
一発ギャグや人を陥れて笑うのでは、全然ちがうんだよね。そうなんだよ!


そして、おおとりは!
伊達騒動より  万手姫と市正 」
これは、長いお話で約1時間の力技!


武士の時代のおはなしですから、言い回しがむずかしい!でも
あえて、それをちゃんとしないと、感じがでないものね。

杉山さんのHPの日記を見てもらうと書いてありますが、


なんと、この長いお話の最後の部分を、前々日になって
「替えた方が、もっとよくなる!」と気付いてしまたんですって!

「え〜〜?!」って感じですよね。普通は。


でも、気付いちゃったらやるしかないと変更したんですって!すごいわー


お話は、とっても良かったです。
大人の話しだけど、子どももずっと静かにきいてたよ。
(所々、もちろん笑いもあったしね)

基本的に、杉山さんご自身はこういうお話がお好きなんだろうな〜と
感じました。

でね、とっても珍しいことなんだけど
お話が予定よりちょっと伸びました。

だから、最後のおまけの早口言葉は
教えてもらったけど、難しくて駆け足だったから、ぜ〜〜んぜん覚えられなかった!

しかも、よくそんな「へんな」早口言葉考えるな〜〜と笑っちゃうから
余計覚えられないよー。

そんなこんなで、楽しい1日は無事終了。


第一部だけ聞いても、第二部だけ聞いても
すごく楽しめるけど、両方聞くと、よりすごさがわかる!

同じ出演者なのに、芸が違うので巾がでるというか
そして、この組み合わせが絶妙にいい!と思った。


もちろん、杉山さんがそうなるように出演者を選んでお願いして
組み立てているわけなんですが・・・


そのプロデュース力がすごいな〜と思う。
全体がひとつの「演芸場」みたいに調和して、全部でひとつっていうか
いい感じだった!!

あ〜〜、あっと言う間の一日でしたよ。



でね、ロビーは本売り場や、チラシを配る人やらでごった返し。

私も恵美ちゃんも電車の時間があって、ご挨拶も出来ず、帰ってきました。
残念。

でもね、本は買ったよ!

「しあわせなら名探偵」新刊ですよ

表紙に貼っていある、シールのうらに番号が書いてあって
パソコンや、はがきで申し込むと
ミルキー杉山のオリジナル文具セットが当たるんだって!!

急げ!子どもたち!

(帰りの新幹線で、暇だったのでつい私もスマホから応募したよ、当たったら
うれしいけど、子どもたちごめんね〜〜って感じ)

そして、
「ぼくは旅に出た」は初版から20年たっての再販です。

解説はなんと「椎名誠」さん!(豪華だ)

33才の時の「杉山さん」に会えますよ。

もちろん、初版ももってるんだけどね、買っちゃったよ。


久々に読み返すと、う〜ん、やっぱりいい本だわと
思うのでした。

お勧めします!

あ、池上さんから素敵な恐竜の科学絵本も頂いたし
東京のおもちゃばこフォーラムのチラシももらったし!

その事は、また明日。