本日の読み語りは・・1年生へ。
「てぶくろが いっぱい」
フローレンス・スロボドキン 文 ルイス・スロボドキン 絵
三原 泉 訳 偕成社
ふたごのネッドとドニー。ある日、手袋を片方なくしてしまいました。
そのことを知った、町中の人がつぎつぎ落ちていた手袋を
届けてくれて・・
なんと手袋がいっぱいに!!
さて、その手袋はどうやって持ち主に返されたと思いますか?
ふたごちゃんとおばあちゃんは、とってもいいこと考えたんですよ!
とにかく、元々は1958年に出版された本なのに
「古さ」が全然感じられません。
絵がとっても懐かしい感じなのに、むしろシンプルで可愛い
町中の人たちの暖かい気持ちが、うれしくなるお話です。
とってもよく聞いててくれましたよ。
「ハリネズミと金貨」
ロシアのお話
V.オルロフ 原作 田中 潔 文 V.オリシヴァング 絵
偕成社
ハリネズミのおじいさんが、道で金貨を拾いました。
年を取って冬ごもりの支度も楽でなくなったので
これで「干しキノコ」を買おうと探したけど見つかりません。
すると、それを聞いた「りす」が
「それなら、どうぞ」とキノコをただでくれました。
「金貨は、靴を買うといいわ」と言って。
今度は、靴を買おうとすると・・・
つぎつぎと、親切な友人たちがおじいさんに必要なものを
分けてくれました・・
最後に、おじいさんはすっかり必要な物がそろい
安心して冬ごもりができるようになりましたよ。
さて、手の中に残った「金貨」をおじいさんはどうしたでしょうか?
本当の「お金」の意味や、人と人とのつながりを
考えさせられる本です。
これも、とってもあたたかい気持ちになれますよ。
1年生はとっても静かに2冊ともよく聞いてくれました。
少し時間が余ったので、今1年生の女子のあいだであやとりが流行ってるみたいだったので
「どこでもドアー」を披露して(笑)帰って来ました。
これこれ。
みなさん、できましたか?