川端誠さんの講演会へ

11月20日、お隣の舟形町に絵本作家の川端誠さん」がいらした。

以前、小さなおもちゃばこでも川端さんに大石田まで来て頂いた事がある。


その時以来、なかなかお会いする事ができなかったけど
サクランボをお送りしたり、絵本を送って頂いたりとおつきあいが続いていました。
で、今回は7年ぶりかな?(月日が経つのは早い・・)

午前中は、親子向けの「開き読み」
10時〜11時まで。
30分前には到着して、会場に行くと・・
いました、いました!川端さんが!


思わず、声をかけると「わ〜〜!久しぶり〜〜」と
川端さんも声をかけてくださって、感激の再会でした!
早々に記念写真を撮って頂いたよ。



さて、参加者は親子70名くらい。
絨毯のお部屋で床にすわったり、子供用の椅子に座って
川端さんの絵本の「開き読み」

作者ならではの、「ポイント」なんかを時々織り交ぜて
笑い有りの楽しい1時間でした。


そして、たくさんの本も販売していたんですが、
お話が始まる前から、すごい数の本が売れてました。ちょっとびっくり。


最後にはサイン会をしてくれるんですが、川端さんのサインは
とっても丁寧にしてくれて、子どもたちも(もちろん大人も!)
うれしいだろうな〜と思う。

私は、お友達のプレゼント用にしてもらいましたよ。


それから、午後は公民館に場所をうつしての講演会。

1時30分〜3時まで。
私とA子さんが会場に着いたのが1時20分くらいだったけど
川端さんはその時間までずっとサインをしてくれていたんだって。


お昼抜きでだよ。


講演会にはほとんどが大人で30名くらい。
あ〜〜、もったいないな〜〜とつくづく思った。


スライドで制作の様子を見せてくれるだけど、
そりゃ〜〜手間のかかるお仕事だってことが、よ〜〜くわかります!
そして、川端さんがどんな事を伝えたいと思って描いていらっしゃるのか
何を大切に考えていらっしゃるのか・・

そして、「開き読み」を自らされている意味とかね・・


私も時には、大石田町でもお役所から「子どもの読書推進」などの委員会に呼ばれて
「ボランティア」としてに意見とか求められちゃったりするんだけど・・

だいたい「読書における効果」とか「何が育つか」って事を求めているみたいなんだけど、
役所のそう言う委員会をする人や、学校の先生、保育士さんたちは
こういう講演会にもっと自分で行って、実際作っている方が何を考えて作っていて
どんな風に読んでもらいたいかと思っているかとか、聞いた方がいいと思う。


作家さんによっては、本当の「裏話」でおわっちゃう人も居るかもしれないけど
皆さん、ちゃんと伝えたい事があるから書いてるわけで、
みんな「本」や「絵本」が大好きだからお仕事にしていらっしゃるんだと思う。


そういう人の話しを聞くのが、一番早いよ!
「子どもを本好きにするにはどうしたいいか?」なんて
会議室で、絵本を読んだ事も、読んでもらった事も、読んであげた事もない大人が
ああだ、こうだと話しあっても、あんまり意味ないんじゃないかな。


一番大切なのは、それが好きか、ってことだから。


久々に、川端さんのお話を伺って、
またじっくりと、家で川端さんの絵本を開いてみたくなりました。


隠れているおもしろメッセージや、いたずら心を探すのが楽しみです。

もっと、たくさんの人が来てくれたらな〜と思いました。

最後は、握手してお礼を言って帰りました!ありがとうございました!