杉山さんの「ものがたりライブ」

仙台の地震で校舎が使えなくなってしまった小学校の子ども達に
杉山亮さんが「ものがたりライブ」をする!と言う事なので
せっかく小淵沢から仙台までいらっしゃるので、
打ち合わせをしに仙台へ。


10月23日の「子育てぴょんぴょんフォーラム」のプログラムについて
打ち合わせをする!
久々に、「いろいろ遊び100連発」(伝承あそびを中心に)をやってもらう事になった。
あやとりもちょっと教えてもらう。
そして、もちろん「ものがたりライブ」も。


ノーム芳賀さんには「紙工作」と「パフォーマンス」を。
ふふふ、かなり盛りだくさんな一日になりそう。


ちなみに、今回のコンセプトは、「電気がなくてもあそべますか?」って事で
何もなくても遊んで楽しめるスキルを上げよう」です。

で、午前中打ち合わせをして横田やさんに杉山さんを送っていった。


横田さんとは、9月の「子どもミュージアムin仙台」の打ち合わせがあるけど
すぐ小学校に出発との事で、ちゃっかりお手伝いとして
ものがたりライブにご一緒させていただいた。


今回は仙台市内の「南光台小学校」さん。

ここは、校舎も体育館も全面使用出来なくなってしまったそう。
今は、2、3、4年生が、「南光台中学校」に間借りしている。

1年生は、別の場所にいて、
5、6年生も別の場所で勉強している。

職員室は、「南光台中学校」の技術室1カ所だけ。

校長先生や、教頭先生、教務の先生は、毎日あっちこっちの場所を
回っているそう。聞いただけでも大変だ。


「ものがたりライブ」は2、3、4年生総勢380名が体育館に集まって
行なわれた。

380名の子ども達に「ものがたりライブ」をするのをみるのは初めて!

体育館は暑いし、子どもは大勢だし・・どうなるか?と
思ったけど、全然オッケーでしたよ。

まず、南光台の子ども達はとっても人懐っこくて、聞き上手。


3年生側に私は居たんだけど、「だれ?」「どこから来たの?」と
話しかけてくれて、とっても可愛い。

話しが始まったら、もうすごく集中するのが早い。

まずは挨拶代わりに「手遊び」

最後に耳に指を入れて「はい、耳掃除〜〜」(笑)
「はい、これで聞く準備ができたよ」ですって。


最初の話しは、お得意の「八ヶ岳シリーズ」の「虫」のはなし。

これは、この
空を飛んだポチ ─杉山亮のものがたりライブ─ (わくわくライブラリー)
杉山さんの本に、「3メートルのカブト虫」という題で載っていますよ。

杉山さんの家の近くには、人が乗れる程おおきな「昆虫」がいるんですって〜〜。


もう子ども達は、「え〜〜?」「いいな!」「のりたい」と
大興奮。
みんな、大喜びで聞いていました。

とにかく、「話しを聞く」のがとっても上手で、間の手の入れ方も上手。
びっくりしました。先生方も、そんな子どもの様子に声をだして笑ってくれていましたよ。

その後は
「九九クイズ」
そしてもう1つクイズ
これ、すごくおかしいの。
4つの問題はつながっているんですよ、そこを忘れちゃダメなの
問題1、キリンを冷蔵庫にいれるのにはどうしたらいいでしょうか?
問題2、では、ゾウを冷蔵庫に入れるのにはどうしたらいいでしょうか?
で、問題3、4とつながって行くの。

答えは??
考えてみてくださいね。
あ、答えは杉山さんのものがたりライブで聞けるかも。

そして、「さるの顔はなぜ赤い」というお話をして

最後は雄勝小でもやった「唱え言葉遊び」
みんな、大喜びで繰り返していましたよ。

たのしい「おはなし」の力はすごいな〜と実感しました。
「絵本」の読み語りだと、絵本がみえないとやっぱり子どもは気になっちゃうから
380名いっぺんは難しいものね。
暑さも物ともせず、子ども達はどんどん杉山さんの方に吸い寄せられたように集まってきいていました。

さて、その後は「横田や」さんで打ち合わせ。
大石田の子どもミュージアムの前日に、仙台でも「子どもミュージアム」を開催する予定です。
場所は、本の仕分けをした10boxさん。
日程は9月17日(土)の予定です。

お近くの方は、ぜひいらしてください〜〜。