仙台に行きました、その3

1日に仕分けした2500冊は、一度に運べないので
今日、半分を仙台の「こどもあゆむネット」さんの届けてきました。

いつものように、到着後すぐに荷物を降ろして・・

今日は、ボランティアセンターからたくさんの若い方が来て
本の仕分けをしてくれていました。

もくもくと作業する!って感じですよ。

そして、ほら!
すごいでしょ?この数!なんと、「ゾロリ」を1巻からずっと分けてるの!

みんな、大切な「ゾロリ」をこんなにくれたんだね。
すごいね〜〜。

そして、10BOXの2代目工房長さんと、広報の方と、SHINKOさんが
いつもの笑顔で迎えてくれて!ありがとうございます。
こんなに喜んでもらえてうれしいです。

左側の工房長さんが持ってくださってるのが、こんど作ろうとおもっている
「抱き人形」です。
すごく気に入ってくださって、保育園児だけでなく
お年寄りにも必要かも!絶対いいよ、これ!って言ってくださいました。

もう、がんばって作るしかない!

詳しくは、またお知らせしますが、是非一緒につくって贈りたい!って
思ってる方は、連絡くださいね。
簡単に作れるように準備しますので。

さてさて、10boxの外に出て話しを伺ってると
倉庫のとなりの建物の階段にヒビ発見!

「これは地震でなったんですか?」と聞くと
「そうそう、でもこんなの可愛いもんですよ!」
「後ろ見てよ!」と言うの振り向くと、

がーん、すぐ後ろのビルはこんな事になったままでした。

ここは津波こそ来なかったけど、揺れは相当ひどかったとわかりますね。

さて、素敵な方々にまず今回の本を託し
また日曜日にくる事をお約束して帰りました。

本を仕分けしてお届けした事、とても喜んでくださいました。
頑張った甲斐がありました。

本をくださった皆さん、仕分けをしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。


さて、震災から約2ヶ月がたとうとしています。
仙台の駅も復旧し、駅前は今日はGW中とあってとてもにぎわっていました。
まるで、なにもかも元通りかのよう・・

でもね、
10BOXのある若林区は、仙台駅から車で5分くらいなんですがまだまだ
震災の時そのままの建物もたくさんあります。

そして1ヶ月前、本を持って来た時に行ってみたアウトレットの方まで今回も行って来ました。

近づいて来たとき、この前よりゴミが少なくなって、ホコリっぽさが少なくなったかな?と
思ったのは一瞬でした。

前回行き止まりになっていた道をほんの1、2分走るとそこには


こんな風に車がまだまだ放置されていました。

そして、数メートルごとに、災害ゴミが山積みになっています。

鉄くずの山も、もうあちらこちらに・・砂浜のようになった土地の先で
数台の大型シャベルカーがまるで無音の映画のように働いていました。


いったいどうやって、処分して行くのか見当もつかない量でした。

そして、そこは広い田圃だっただろう・・という場所は一面砂場に。
まるで砂漠のよう。
そして、がれきや抜けて流れて来た大木が横たわっていました。


岩手、宮城、福島の広範囲でこのような事になっている訳で
全てがもとにもどるまで、いったどれくらいの時間とお金と人々の努力が必要なのか
考えると、どうしていいか分からなくなるくらいです。


でも、だからこそ長くできる支援をみんなが忘れないで
やって行く必要があるんだな・・と強く思いました。